僕たちは動画を撮影するときによく「クロマキー合成」というものを使います。
映画とかプリクラでよく見る、黄緑色の背景の前に立って合成するアレです。
これで背後の黄緑色の部分を消して好きな背景を合成することができるんですね。
ただ難しいのは影ができてしまうと合成がなかなかうまくいかないんです。
そのため照明をたくさん使って、上下左右いろんな角度から明るさを調節して満遍なく光を当てていきます。
そうすると背景の明るさが均一になり、影がなくなってうまくいきます。
さて、最近はスクールカーストと言われる学校内での階層のようなものがあるようです。
陽キャラ、陰キャラなんていう言葉もよく聞きます。
当たる光が強いほど後ろの影も濃くなるとはよく言ったもので、陽キャラが目立てば目立つほど陰キャラと言われる人たちは影になってしまいます。
皆さん想像してみてください。
40人が真っ暗の体育館のステージの上に立っています。
斜め上から一つのスポットライトで照らしたとしたら。
一方向から光を当てると必ず影になるところが出てきてしまいます。
例えば、学校でいうと「スポーツができる」という一つの側面から光が当たりがちだったり。
けれど、人間一人ひとりには個性や得意不得意があります。
勉強ができる子は?
絵が得意な子は?
パソコンにとても詳しい子は?
本来は一つの側面からではなく、様々な方向から強弱をつけてライトが均一に当たるべきですよね。
光が均一に当たるとやがて影は消えていきます。
みなさん一人ひとりには必ず得意なこと、誇れること、良いところがありますよね。
学校という狭い空間ではライトの数が限られていて、均一に光が当たらないことも多かったかもしれません。
ただ広い世界に出れば、様々な角度から光が当たる機会はたくさんあるはずです。
その1つが社会に出て、自分の選んだ仕事に就いて働くという事だったりするのかもしれません。
近年は多様性が尊重され、様々な角度から光が当たり影が少ない世界に近づいているような気がしますしね。
誰しも卒業式が良い思い出で、嬉しいことではないかもしれませんが、みなさんの新たな門出を応援しております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、ゆとりーマンからの卒業の言葉でした。
(byブラック)
※この動画はフィクションです。登場人物、団体、名称などは架空のものであり、実在する人物や団体などとは一切関係ありません。
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15 окт 2024