前回に引き続き彼女の曲をもう一曲。
デビューアルバム「川本真琴」から「タイムマシーン」というめっちゃ切ない曲です。ほんと…たまりません。
さて。この曲の二人はいったいどんな関係なんでしょう？
彼には彼女がいてクルマの中にいる二人は彼女彼氏の関係ではない。でも…彼とは１０代のころから知っていて仲がいい。そして…彼の事が好きなんだけど…今は好きになってはいけない関係。
でも…仲はいい。唇を待ったのは？キスをした相手だから？してほしいから？
これから先、二人はどんな関係になっていくのでしょうか？
恋愛って…一応ルールがあるじゃないですか。
基本相手を傷つけるのはやっぱよくないし。
でも…人を好きになったりする時に理想や理論でなんて好き嫌いを判断できるほど人は器用ではない。
みんなどっかしら「自分に都合よく理由をつけて」恋愛に発展していったり、世間では間違っている恋も自分にとっては「必然」と信じてみたり。結局最後に残った形が自分の「運命」と思い込む事で過去の自分のあやまちを清算してるのかもしれないし。
もしかしたら恋愛って答えなどなくていいのかもしれませんね。
それをいちいち求めるほうが野暮なのかも。
幸せになれる方法は人それぞれ。
素敵な恋愛をずっとしていられる人が、最後に「素敵な人」になれるのかもしれません。
この歌詞の冒頭「渋滞の八号線」は僕の中では都内の環状八号線、通称「環八」だと思ってるんです。
僕の環八のイメージはずっと終わらない工事中の渋滞道路。
免許取り立ての頃、蒲田、練馬、吉祥寺、渋谷などよくみんなでクルマで出かけました。
渋谷のスクランブル交差点をクルマで通り抜けるとちょっと大人になった気分で。その時よく環八を使ってました。
でもいつも工事してていつも渋滞で…だからやたらと世田谷区あたりの抜け道に詳しくなったりして(笑)
この曲を聴くとあの頃の環八の景色や排気ガスの匂いや…そうそう！なぜか雨のイメージがあって暗く重たい空や夜の工事現場のライトがフロントガラスの雨粒ににじむイメージが溢れます。
そして若い頃の苦い思い出がよみがえってきて…
この曲の「渋滞の八号線につかまってる彼と彼女」の見えている景色が自分にも見えるから…切なくなるのかもしれません。
※この曲で川本真琴さんのcover４曲目でした。過去リンクはっておきますのでお時間あるかたよかったらのぞいてみてください。
• 愛の才能（川本真琴）cover by WATARU
愛の才能
• [音友愛歌]1/2(川本真琴)cover b...
1/2
• DNA(川本真琴cover)
DNA
22 авг 2024
