ドイツ植民地帝国(後編)【ゆっくり解説】 

お疲れ様です　旧ドイツ植民地とは面白いテーマで参考になりました　一点、ミクロネシアは日本の委任統治領になってドイツと縁が切れたと一般に認識されていますが、日本が国際連盟を脱退した事でドイツと日本で帰属問題が発生しています　国際連盟からの委任統治と言う日本支配の法的根拠が無くなったんだから元の領有権者であるドイツに返せって理屈です　特にナチス政権になってからベルサイユ体制打破が基本政策になったのでミクロネシアとニューギニアは東方領土と同様の失地であり奪還対象でした ニューギニアについてはそれでドイツが納得するならとイギリス・オーストラリアで一時返還が検討された事がありましたが、日本はミクロネシアを返す積もりは毛頭ない　最終的に日独伊三国同盟の秘密協定で帰属は日本に決まります　調べてみると面白いと思いますよ

第一次大戦、東アフリカ領でのレットウフォンベック将軍と、配下のアスカリ兵のゲリラ戦法は、もっと知名度があってもいいと思う。 その元アスカリ兵が二次大戦後に、西ドイツ政府から恩給を貰う為の「試験」エピソードも面白い。

大学の図書館(デカイ)でドイツの植民地政策・入植者について探してもめっちゃ少ない。日本の朝鮮半島統治と期間的には余り変わらないのに本が少なすぎる

ドイツ人の中国進出、キリスト教布教は本国政治で不利であったカトリックのバイエルン人が多かったという背景があったと習ったことがある。

独領ニューギニアの、極楽鳥マルク銀貨が欲しい。コレクター垂涎の的…

素晴らしい