2016年の熊本地震や、2月に起きたトルコ・シリア地震。
建物が1度目の揺れには耐えても、次の地震で倒壊するケースが相次ぎました。
最初の揺れで構造上深刻なダメージを受けた場合、次の揺れで倒壊する恐れがあるため壊れずに立っている建物にも注意が必要です。
その建物は安全なのか、危険なのか。それを「可視化する」研究が進められています。
兵庫県にある、世界最大級の振動実験施設「E-ディフェンス」。横20メートル、奥行き15メートルの巨大な振動台であらゆる地震の揺れを再現します。
2月、振動台に設置されていたのは、10階建てを想定した高さおよそ27メートルの鉄骨ビル。外壁には両端に白い板状のLEDパネルが貼られています
(アナウンス)
「3、2、1、加振」
このビルに、1995年の阪神・淡路大震災と同じ地震の揺れを加えます。始めは小刻みに揺れていますが…
(竹下記者)
「縦に激しく揺れています」「外のライトの色が変わり、赤と緑の表示になっています」
揺れに合わせて 外壁のLEDパネルが赤や緑に変化。そして…
(竹下記者)
「揺れが収まりました。8階部分までは赤、9・10階部分は緑になっています」
実はこのLEDの色で…
2023年3月9日放送 CBCテレビ「チャント!」より
12 сен 2024