世界の国から「こんにちは！」。プラン・インターナショナルが活動する各国の子どもたちが、地域を紹介するシリーズ動画。案内役はプラン・スポンサーシップの活動に参加するチャイルドが務め、動画の撮影・編集は、情報発信のトレーニングを受けた若者たちが担いました。
■ボリビアから児童婚と若年妊娠をなくすために
今回の案内役は、南米ボリビアに暮らす15歳の女の子、リディアさん。幼いころからプランの活動に参加してきました。地域の課題について、「ボリビアは、10代での妊娠がもっとも多い国のひとつ。女の子たちは15歳になると結婚適齢期とみなされます。それに、年上の男性のなかには若い女の子たちに性暴力を振るう人もいます」と話します。
■早すぎる結婚（児童婚）や、未成熟な体での妊娠・出産は深刻な合併症を引き起こす場合もあり、女の子の心身に大きな影響を及ぼします。
リディアさんたちはプランが立ち上げたリーダーシップ・スクールで、女の子の権利や児童婚の弊害、声を上げることの大切さについて学んでいます。また、地域では男の子を巻き込んだジェンダー平等トレーニングも行われています。リディアさんたちの活動の様子をぜひ動画でご覧ください！
南米大陸の内陸国ボリビアは、30以上の先住民族の故郷といわれ、多様な伝統や文化が今も暮らしに根付いています。天然ガスや鉱物などの天然資源に恵まれながらも、歴史的に続いている富の不平等な分配、政情不安、国際価格に左右されやすい産業構造により、著しい所得格差を抱えています。とくに、都市部と農村部、さらには先住民と非先住民の格差が拡大し、その影響は農村部で生活する人々、先住民族、女性、子どもなど弱い立場に置かれた人々を直撃しています。家計を助けるなどの理由により、多くの子どもたちが危険を伴う鉱山や農業などの児童労働に従事しています。また、頻発する干ばつ、洪水、豪雨、土砂崩れなどの自然災害に対して脆弱です。
「プラン・スポンサーシップ」は、地域全体を見守る継続支援。プランとともに活動し、地域を代表してプロジェクトの進捗やその成果を伝えたりする子どもたちを「チャイルド」と呼んでいます。ご支援者は、チャイルドと手紙などで交流できます。
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公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
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18 сен 2024
