令和5年 2023年 10月8日(日)
登米市豊里町稲荷神社奉納例大祭
胴：酒井 正隆 、渥美 弘
笛：及川 慎
舞人
知慶：勝又 雅也
手力男命：阿部 五代
思金命：浅野 正志
八百万神：及川 竜 、佐藤 秀己
天宇受売命：佐藤 舜介
須佐之男命：佐藤 秀己
※演目解説「岩戸開き」
最も有名な神話で、最も重要視されている演目でも有り、法印神楽ならず他の神楽団体でもよく舞われている演目の1つ。
弟須佐之男命の数々の乱行に嫌気をさした天照大御神が岩屋戸にお隠れになると国中が真っ暗になってしまい、あらゆる災いが起こってくる。困り果てた神々は天安河原に集まり思案を練る。知恵者の思金神の案で、暁を告げる鶏を集め岩屋戸の前で鳴かせ、鏡と玉飾りを作り取付け、白や青の御幣を垂らして天児屋命が祝詞を奏上する。その後、天宇受売命が岩屋戸の前で踊りだすと高天原がどっと揺らぎ、全ての神々は大声で笑い転げ回る。不思議に思った天照大御神は戸をちょっと開け、どうしてそんなに楽しんでいるのかと天宇受売命に尋ねられる。天児屋命と布刀玉命は鏡を前に出し「尊い神様がいらっしゃいます」と申し上げると大御神は不思議に思い、ちょっと出て覗いた所を、布刀玉命が注連縄を大御神の後ろに引渡し手力男命が手を取って引き出す。すると国中に光が照り輝き明るい世界に戻る。
※上町法印神楽本から引用
11 сен 2024
