伝説回の誕生　アニメ改変の意義や可能性を感じるとんでも回【響けユーフォニアム】 

久美子の言葉を聞いて涙が溢れる真由、「先輩に吹いて欲しかった…」って泣く奏、「わからないわけないでしょ、久美子の音を…」って泣きながら謝る麗奈、「しぬほど悔しいぃぃ」と声を震わせながら泣く久美子 みんなそれぞれ色んな感情で、色んな涙を流してて、視聴者も泣きっぱなしの12話でした。

個人的には 「悔しくて死にそう」 じゃなくて 「死ぬほど悔しい」 になっていたのが同じ意味だけれど対比の言葉になっている様ですごく感動した。 8:25の解説の所も、誓いのフィナーレの久美子と奏の雨のシーンを表している所がこれからの久美子を成長させると信じたい。

アンサンブルコンテストで、麗奈と久美子が同じアンサンブルで組むことになった後、久美子が「もし、私よりユーフォの上手い新人が入ってきたら、麗奈はどちらを選ぶだろう？」「私は、この考えに蓋をした」というシーンがあります。 今思えば、これも伏線のひとつだったのかもしれません。

３期はずっと奏ちゃんの演出が良くて、今回のオーディションの結果を聞いて泣き崩れるシーンでもらい泣きした。

久美子が奏に詰め寄られるシーンで「奏ちゃんは実力主義派じゃなかったの？」って聞くところ、一期からユーフォを追ってきた一視聴者である私にも問いかけられたみたいでドキっとしました。そうなんだけど…それとこれと話は別だよ！😭って奏と同じ思いです。原作読んでますがこの12話は素晴らしかったです。

一期からずっと追いかけてきたけど作画も演出もシナリオも隅から隅までとんでもなくレベルの高いアニメーションでした

もう本当に4年間まちわびていて良かった。生きていてよかった。

2の方が音がでかくて聞き取りやすいなって思ってたらまさかの結果で奏ちゃんに泣かされた

I haven’t read the original work. However, I am aware of the general plot development of the original. With that in mind, my immediate impression after watching this “alteration” was that it was incredibly cruel yet fantastic. It would be easy to summarize this impression as simply being typical of Kyoto Animation, but now I inevitably recall the incident that occurred in the summer of 2019. The scriptwriter has Kumiko say at the end, “I’m so damn upset! I want to work hard to take pride in this feeling too! No matter how far apart we are, I want to stand shoulder to shoulder with Reina!” The brilliant performance by the voice actress for Kumiko, who seemed to squeeze the words out from the depths of her heart, must have brought tears to everyone’s eyes. I was no exception. And this “alteration”, I evaluated as being completely in line with the intent of the story as previously spoken by the original author. Furthermore, I have now reinterpreted Kumiko’s discourse as follows: “The fact that we lost colleagues who were innocent and lost their lives in that incident. It was really frustrating to the point of death. But now, we are making this work by turning that frustration into pride. How about it? Is it turning out to be what you wanted to write back then?”... Now, just a little more and it will be 5 years since then, after watching episode 12, I can’t help but think that season 3 of this series is, in a way, a “requiem” for the many colleagues from Kyoto Animation who wanted to complete this work as they wished.

オーディションはいかにも二人らしい演奏で、麗奈の所作などの種明かししなくてもどちらの演奏か分かりました。 1番は、ペットをメインにユーフォが「寄り添ってる」、2番はペットとユーフォが対等に語らい合っている、そんな演奏だったと感じています。 動画で言われていた奏以外の生徒にも奏者が分かっててあえて選んだと思われる人がいると思いました。 1番・・・釜屋つばめ 2番・・・剣崎梨々花、川島緑輝、塚本秀一、久石奏 あとの人は誰の音か判断つかないか、特にハッキリわかる描写がなかったりしたので、純粋に音で選んだと思われます。 元々応援してた人は順当に久美子、真由に投票してる生徒たちはおそらく誰の音か分かって投票してるように思えるのでそれはそれでスゴいと思います。ただ一人だけ、サリーちゃんだけが久美子を応援してたのに真由に投票してた描写があったので、自分の一票で恩義に感じて応援していた久美子を落としてしまったと悩んていないかがとても心配です。

久美子部長、つらいのによく頑張った！このコールは今後の人生の誇りになるし、まして教職の道を選んだら、迷った際の指針となり実務でも役立つものとなる。 これからが久美子の人生のスタートだ。 それから、黒沢さんは名優なのは言うまでも無いが、雨宮天さんの演技も凄かった。こういう芝居ができる人だったんだと恐れ入った。 お二人共美人さんだが、そんなことはどうでも良くなるぐらいの演技合戦。 全ての俳優・声優さんがこういう芝居をやりたいだろうな、羨ましいだろうなと思った。 雨宮さんの迫真の演技をもっと評価してあげてくれ。

賛否はあれど、良くも悪くも、この展開を選ばなければここまで心に響くことはなかったように思う。 最後に久美子がソリに選ばれて金賞という既定路線を想像していましたが、それを完全にぶち壊されました。 その中で、久美子の部長としての成長を感じさせるシーンが秀逸であり、また、みんなの前では部長であったのに麗奈の前では久美子であったというのを際立たせていると感じました。

原作改変をしても腑に落ちる展開にまとめてくるのがすごいです 様々な想い感情が蓋を開けたように爆発して、でもすごく綺麗で眩しいストーリーでした

12話を受け入れられない人は、久美子が選ばれなかったことが死ぬほど悔しい勢だと思っている。それはそう本当に

12話、涙が止まりませんでした ”ありがとう“ これしかないです 愛に満ち溢れていた...

小説は小説、アニメはアニメで楽しもう！そういった立ち位置でアニメを観ていて、ホント鳥肌が立っほど感動しました😭京アニスタッフの皆さん、本当に心からありがとうございました‼️

短編集でもいいので 彼女たちの後輩たちが進んでいく姿も垣間見えたら またそれがアニメになればと思うと楽しみでしょうがないです 続け！ユーフォニアム

「現実では、努力が報われる方が少ない気がしています、そんな中でも、自分が目指したい、自分が正しいと思う方向へ突き進む久美子の姿勢を見て勇気をもらった人も多いと思います」作品を引用したあーるさんの言葉、好きです。

お待ちしてました。あ〜るさんの動画を今か今かと待っていました。 この改変、衝撃でしたね。この大人気アニメでほぼ100パーセント視聴者の予想の裏を行きました。 これは心が揺さぶられて揺さぶられて。 あ〜るさんも気持ちを整えるのに時間ががかったんではないかって思ってました。 ストーリーを見終わった直後、とにかくまずあ〜るさんの12話への思いを聞きたかった。 だからあ〜るさんのコメントが聞けてその内容に、本当に安心しました。 もう展開の予想が全くできない最終回ですね。 最終回、みんなで号泣出来るかもしれませんね。 （いいオヤジが気持ち悪いのですが）

聴いてて２が久美子っぽいニュアンスだなと思って、2って言え、2って言え、、、、（でも1って言う展開にするやつやんこれーーー！！）、ううわああああああああああああ ってガチでなりました。音のニュアンスの表現に感服してしまいました。叫ぶやろこれは

3期は特に黒江真由の描写がはじめから原作とは違っていたので12話の改変はそうきたか！っていう感想でした（原作既読です）武田先生も表明しているように小説とアニメは別モノとして考えた方がいいですね　原作既読組がなぜ黒江真由をラスボスと表現していたのか　はアニメではわからないでしょうね

とりあえずアニメ版の真由が救われて良かったというのが、率直な感想でした。 27日発売のみんなの話では卒業旅行に真由もいってるのみたいなので、期待したいところです😊 感動の涙ももちろん良いですが、ほんわかする話も見たいですね😊

あくまでも個人的な妄想ですので読み流していただきたいのですが、読者の期待を裏切りたくなかった原作者が、頭の中に描いていたもうひとつの物語だったのかなぁとも…。原作改変であろうがなかろうが、心を揺さぶられた一話であることは間違いなく、京アニの良作画と声優陣の名演技に感謝したいと思います。 別に、主人公補正、ご都合主義、予定調和が良くない・悪いと思っている訳でもなく、原作者とアニメ制作陣とでちゃんとコンセンサスが取れているのであればそれで問題はないという考えです。

オーディション会場での久美子と真由のシーンといい　 大吉山での久美子と麗奈シーンといい 1期から見てる人には心に響く12話でした

落ち着いてから見ても、 主さんの考察最高です。 最終回を終えようやく心が落ち着いて来た今 「つぎなにみよ」の状態です。

こんなに複雑な心理描写をちゃんと表現できる京アニの実力すごいと思った。お互いを思いあってる二人の涙がなんて美しいのか。

3話のサリーちゃん事件の真由の言動等、初視聴時と印象が変わってきそうですね。 最終話後にできるだけ真由視点に立って見直してみようと思いました。 真由救済してくれた京アニに感謝です。

原作では真由の過去が語られていないことに驚きでした

アニメ見て、『あれ？』って原作読み返した。 オーディションやり直しはずっと久美子の音を聞いてきた者としては2以外ないとわかった。 でも、麗奈の『1』を選んだことも『えっ？』っていうのもあった。 これで最終回がどうなるのか、ますます気になった。

今回は現時点(12話まで)で課題曲の全体(フル演奏)をまだ視聴者は聴いてないんですよね。 最終オーディションのソリの演奏部分しか視聴者は知らない。 しかし当然ながら実際にはソリ以外の部分も曲にはあるわけで、ソリは言わば全体の中の一部分でしかない。 どういった流れの中でソリを吹くのか、それにより真由がいいのか、久美子の方がいいのか変わってくると思います。 何度も何度も曲全体を聴いている北宇治の部員たちの大半は、そうした全体の中でのバランスも含めて、どちらのソリが「活きる」ソリなのかを考えて決めているはず。 最終回でフルが流れるのか(もしくは劇場版とかあるのか)、わかりませんが、それを聴いてからだとまた視聴者の感じ方も幾分変わるのではないかと思います。 ただ、京アニさんも数年前のあのことがあり、ご事情的に演奏シーンを描きたくても描けない可能性もあるのかもしれませんが…。 個人的には(原作未読派ですが)、この改変は納得していますし、理解しています。

アニメしか見てないから なぜ荒れていたかはわかりませんでした。 理由を知ったときに とても考えさせられました。 原作者が認められててアニメはアニメで。と聞いたときにもとても考えさせられました。 神アニメに出会えたことに感謝します。

アニメ勢で原作未読ですが、原作を聞いた上での感想です。 どっちもいい！ 確かに原作そのままでやって欲しいっ、違和感が嫌なていう気持ちもわかる！ けど、より中立な立場で見た方が楽しめる。 叩きまくるのはちがうよ。

何で高三にもなって親について行く？ って思ってたが そんな経緯が有れば転校はラッキーって思うわな… 真由の事が少しわかってそれが嬉しかった。

とてつもなくエモーショナル!!!

アニメとしては凄くよかったですよ。　私は久美子をヒロインとして見ていたので辛かったですが、久美子を語り部として見ると多分イメージ違ったかなと。

原作未読勢ですが、この改変は素晴らしいと思いましたよ。 この作品は一貫して『青春の価値』というものについて真剣に向き合っています。青春の価値とは多岐多様過ぎて一言では言い切れませんが…ガンダム監督の富野由悠季御大に言わせると↓↓ のように仰っていたのを思い出しました。 『青春とは大いなる喪失である』 『その喪失感を抱えて大人になる』 未熟者達が物事へ真剣に取り組み、打ち砕かれながら成長していく事こそ『青春の価値』だと思います。 今回は久美子をソリストから外すという重大な決断を部員全員で共犯者にさせつつ、それを納得させるという方法で久美子の部長としての成長を、思春期時代の子達には最も残酷な演出で描き切りました。 喪失感を抱えながらも、その上で物語として予定調和と視聴者に対する忖度やご都合主義を廃し、それでも納得感のある最後の大団円を設けたアニメ史上に金字塔を打ち立てた最高のラストです。 制作した京アニも、この間には様々な事があり本当に大変だったと思いますが、10年近くに渡って駆け抜けて頂き心の底から感謝を申し上げたいと思います。

個人的には久美子ソリversionをOVAなり総集編映画なりで原作寄りのもみたいな～～

麗奈の行きの吸い方、足音。で音を聞かずともどちらがどちらかわかってしまった

原作勢の不満の多くは久美子と麗奈のソリが見られなかったということなので、 府大会の演奏シーンがあれば反応はだいぶ変わったと思う。

すごいコメント数で皆さんどれだけの衝撃だったのかわかります。まだ見終えたばかりで頭が追いついてないのですが、きっとこの結果も踏まえて最終回に京アニさんがやってくれるんじゃないかと期待しています。原作の情報ゼロで見ていたら何か印象変わったのかなぁ…1クールで詰め込んじゃうんだってとこから想定外でした。1年生の名前全然わからんままってのは何か考えてるんでしょうかね。

オーディションの時、葉月、つばめちゃんが一番に挙手をして、緑、秀一が2番に挙手したのも興味深かったですね。 原作と展開を変えたのもアニメという考えをすれば良い変更だったと思います。 そして、最高の回だったことは変わりないですね！

久美子のソリを見たかったという願いや、このストーリーを受け入れられないという人もいると思います 個人の感想としては、久美子と滝先生との会話で、正しいことを選べる大人になりたいと告白した久美子は部長である自分の演奏とわからないようにブラインドテストを選択 麗奈は久美子の音をわかった上で、全国大会にふさわしいと思った真由を選択 麗奈と久美子とそれぞれ自分の選択をしなければ久美子がソリになる確率はかなり高かったと思うけれど、かつて香織先輩からソリを奪った二人はそうはしなかった 奪われたのではなくて、自分たちでそれを選んだというストーリーに、１０年に一度出るかどうかという名作だと感じました 以上、１個人の感想でした

この回で脚本家が叩かれてるけど、俺的には脚本が変わることはよくあることだと思うし叩く理由が分からん

脚本家の花田十輝さんは 「宇宙よりも遠い場所」や「僕の心のヤバイやつ」などの脚本を書かれている方なので、 きっと素晴らしい最終回にしてくれると信じています。 そして、エンドレスエイト！

私は原作は未読で、大きな改変があったという情報だけを知った上でこの回を鑑賞しました。 正直次回を観てみないと良し悪しの判断はつかないですね。 無いとは思いますが、真由に何かあって結局久美子がソリを吹く事になるという可能性も０ではないですし。 （それやっちゃうと今回のテーマの意味がなくなるので、無いでしょうけど） 個人的に号泣シーンは「さあ泣け！」と言われてるみたいで「けいおん」2期の頃から苦手なのですが 今回声優さんの演技は素晴らしかったと思います。

原作のアニメ化を楽しみにしている人は忠実性に期待してるから 改変されると違和感しかない。 これは過去のアニメで多々ある事なんで仕方ない。 でもハガレンみたいに別で原作に忠実なアニメ化が出来る場合もあるので ユーザーの熱量次第でova化されると嬉しいな。

原作では　勝ってるので　負けでは無いです。

安定の花田脚色シナリオでしたね。ベテランは健在ですね。

原作読んでないので詳細は分からないけれど、オリジナルでのオーディションの結果は知っている。 逆にそれだと、なぜ、その結果？と、納得感がないのではないのかな？と思った。

My評価、夏季先輩がNo.1　久美子はNo.3位くらいだったけど、12話で久美子No.1になった。

誓いの「たくさん練習して、毎日毎日居残りして、それで上手くなっても何も無いかもしれない」 1年前に奏に言われたことを「違うよ」とちゃんと示せた久美子偉い。すごいよあなた

賛否有るけど賛の方が明らかに多い。

個人的に12話で思うところは、 ①麗奈でも判断できる実力差が久美子と真由にあったはずなのに、なぜ滝先生は自分で決められなかったのか（先生のこれまでを鑑みても、今更部長の久美子に肩入れするとは思えないので）。 ②今までは「辞退しようか？」だった真由のセリフが、11話では「辞退するね」という意思表示に変わったのに、結局何もなし。 ③友達が辞めたことが真由の心残りになっているならば、なぜ3話で辞めたい人は辞めた方が解放されて良いということを言ったのか（そんなセリフが出てくるとは思えない）。 正直ソリの結果は納得できていない側の人間なのですが、そこに目をつぶったとしても、12話は真由の掘り下げやドラマチックな演出をしようとしたあまりに、これまでのキャラの一貫性がなくなってしまっているように感じました。 ①②については例えば、真由が辞退の意をこっそり先生に伝えており→一度は久美子に決定する→辞退を知った久美子が真由を説得&和解→公開オーデションを提案する、という流れであれば自然だったかなと。

俺の妹がみたいに、4期としてTRUE ROUTEを原作通りのアニメ化されないかな～😀

脚本家と原作者でどのような話し合いの結果こういった展開になったのか気になりますね… 正直一ファンとしてはやっぱり原作通り久美子がソリストに選ばれてほしかったのはありますし、麗奈に引導を渡される展開にしたのはちょっと残酷すぎる気がします

オリジル原作の世界線で映画化決定🎉

最終回だけで全国描きれるの？劇場版な続くのかな？ もしくは全国の前に黒江真由が交通事故にあって腕を骨折して真由に特訓してもらって久美子が結局ソリをやることになるとかかな？

真由ちゃん可愛いからソロでいいよ〜

原作なら関西弁 文句言ってる原作勢はそれについては何も言わないのかな？ 自分は原作勢ですがとても良かったです そんな事より演奏が見たいです

花田さん叩かれてるのか？ 武田先生も楽しんでくれと言ってるのに

これ実は、アニオリの様でいて余りアニオリでもないんです。 ユーフォには隠された物語が有ります。久美子一年生編の物語の読み解きが総ての基本となります。⇨ 久美子のアイコンをクリックした所に載せていますので、少なくとも「まとめ」と「考察」は読んでおいて欲しいです。 第三期で描かれる隠された物語には幾つか柱が有るのですが、その一つが麗奈との才能を巡る二人の関係の再定義なんです。 つまり久美子が麗奈の才能を解き放ち、麗奈の才能を仰ぎ見る"新たな特別"とでも言うべき新な関係を構築します。 で、それは、既に『リズと青い鳥』で希美として描かれる久美子の内面のストーリーそのものなんです。第三期ではそれが久美子の物語として隠された物語の方で語られるのですが、隠された物語に気付けないと何も気付けません。 それをアニメでは表の物語に持ってきて、明確に描いてみせたという感じです。 純然たるアニオリは、再オーディションにした点、真由の過去を描いた点と、これは枝葉末節ですが久美子がオーディションで真由に負ける点と奏との会話ぐらい。 真由の辞退の囁きは、実は久美子の中の弱い久美子の囁きでして、久美子は口で言うのと違って、心のどこかで「余所者真由はオーディションを辞退すべき」「真由は部長の自分にソリを譲るべき」と思っていたんです。その久美子の心の中の囁きが真由の囁きとなって出てきていたんです。この二つ、どちらも隠された意味を持ちますが、特に後者の感情については、麗奈と並びたい久美子の対抗心、麗奈の血筋による才能への嫉妬が絡んでいるんです。久美子一年生編では、この麗奈への嫉妬の『罪』が軸となって隠された物語が展開します。 原作では久美子は最後のオーディション直前、勝ちも負けも共に受け入れるという姿勢で部員達に演説します。つまりこの段階で久美子は自分の中の弱い自分に打ち勝っていたんです。なので真由に勝っても負けても物語の意味にさほど違いはない。それは本題ではないからです。この部分、久美子が弱い自分に勝てるかどうかの物語なので。 が、今回のアニメでは巧みにも、久美子を真由に負けさせることで、久美子は麗奈の才能とは並べない、麗奈の才能を解き放たねばならないと思い知らされるという展開に持っていった訳です。（先回の話で久美子が至った麗奈との"新たな特別"の関係、しかし今回それを久美子が思い知らされたという展開でした。） 先ほど述べましたが、既にリズで希美として描かれた久美子の内面、そして今回隠された物語として語られる筈のところを、表の物語に久美子の物語として明確に描いて見せたんです！ あのリズの希美の涙は、今回見た久美子の涙そのものだったんです、実は。

花田十輝も劣化したな。

本当に賛否割れるね。 わたしは、納得なんかしできないし到底受け入れられるものではなくて失望してどうでも良くなりました。 こんなに最悪な気分にさせるアニメはそうそうないから、最低最悪の神回となりました。2度と観たくないけど。