「400万円で買えるアメ車・中古車」の35台目は当チャンネル初登場！シボレートレイルブレイザーの現行モデルです！。
↓車両の概要は下記の通りです。
・車名：2023年型 シボレー トレイルブレイザー RS AWD
・価格：368万円（支払総額：388万円）
・走行：2104km
・車検：令和8年9月
・ボディカラー：ニトロイエローメタリック
・内装：グレー
・エンジン：1.3リッター直3ターボ（ECOTEC 1.3L Turbo I-3）
最高出力155hp/5600rpm
最大トルク236Nm/1600rpm
・ミッション：MTモード付フロア9速AT
・駆動方式：AWD（4WD）
・ホイール：純正18インチアルミホイール
・タイヤ：225/55R18
・乗車定員：5名
・ボディサイズ：全長×全幅×全高＝442×181×167cm
・車両重量：1550kg
・新車並行輸入車
・その他：パノラミックパワーサンルーフ、アダプティプクルーズコントロール、パワーリフトゲート、ワイヤレス充電、ETC、ドライブレコーダー、etc
この動画はモデルガイドではなく、あくまで中古車紹介として取材しているので、動画中では触れていませんが、今回の車両は「トレイルブレイザー」という車名ではあっても、連載企画に登場する初代とは全くの別物です。
2001年から2009年まで販売された初代トレイルブレイザーは、ブレイザーとタホの中間的な位置付けのモデルであり、ボディサイズはミッドサイズに区分されます。
GMT360と呼ばれるプラットフォームを共有するのは、GMC版のエンボイ、オールズモビル版のブラバダ、ビュイック版のレイニア、そして当時GMと協力関係にあったいすゞのアセンダーなどです。
製造を行なっていたのは、標準ボディ（GMT360）がオハイオ州のモレーン工場、ロングボディ（GMT370）がオクラホマ州のオクラホマシティ工場。
この誰が見てもバリバリのアメ車な初代トレイルブレイザーは、スズキやGMジャパンが正規輸入車を販売していたので、一時期は日本でも結構見かけるアメ車でした。
2代目のトレイルブレイザーは、本来であれば2007年の春にデビューする予定でしたが、紆余曲折あって、結局２代目が登場したのは2012年でした。
この2代目は、ミッドサイズピックアップトラックのシボレーコロラド（GMCキャニオン）をベースとしたボディオンフレーム構造のミッドサイズSUVです。
この2代目の製造を行なっていたのは、GMタイランドのラヨーン工場で、その他、ブラジルやインドでも製造されていました。つまり2代目は、初代と異なりアメリカ製ではありません。さらに言えば、結果的にアメリカ市場には導入されず、当然ながら日本にも正規輸入はされなかったので、存在自体を知らない人も多いと思います。
ただ、ボディサイズ的にも、GMの位置付け的にも、この2代目に関しては、初代ブレイザーの後継車種と言って差し支えないと思います。
で、本題。今回撮影した車両ですが、この3代目は2019年の上海モーターショーにて初公開され、その後ロサンゼルスオートショーでも公開。2020年から販売が開始されています。
製造しているのは韓国GMとGMと上海汽車集団の合弁会社である「上汽通用汽車（SAIC-GM）」ですが、この3代目は2代目と異なり北米でも販売しています。が、今の所、日本には正規輸入はされていません。
初代と2代目はミッドサイズ区分のSUVでしたが、3代目は「サブコンパクトクロスオーバー」と呼ばれるカテゴリーのモデルになります。
ボディサイズは初代や2代目よりも大幅に小さく、エンジンも小排気量のダウンサイジングターボが2種類で、駆動方式も2WD（FF）が中心という、初代や2代目とは全く異なるモデルとなっています。
タイトルにも書いている通り、今回取材した3代目トレイルブレイザーは、車名こそ同じでも、初代とは完全な別物です。が、こういうのは別に珍しい事ではなく、例えば以前に紹介したダッジダートなんかも、かつてのモデルとは似ても似つかない仕上がりになっていました。
動画内で言っている通り、今回取材した3代目に初代の面影はありません。世代が違うとか言うレベルの話ではなく、見た目も中身も別物です。
でも、だからと言ってこの３代目に魅力がないか？というと、もちろんそんな事はありません。
コンパクトなサイズは日本での取回しが楽だし、駐車場で苦労する事もないし、1.2＆1.3リッター直3ターボは、小排気量で自動車税が安く済む割に、パワー的にも不満は感じさせません。
普通に良いクロスオーバー、そんな感じであり、コストパフォーマンスを考えれば、これはこれでなかなか面白い選択だと思いますね。
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16 май 2024
