建設業界の人手不足の解決につなげようと、10日、高校生向けのクレーン試乗体験会が開かれました。
産業や社会の基盤となるインフラ作りをする土木や建築現場で大きな役割を果たす移動式クレーン。試乗体験会には、建設業界への就職に興味を持つ長崎総合科学大学附属高校の生徒8人が参加しました。高校生
「カッコいいです」「こんなに長いと思ってなかった」「楽しみ」モノづくりに携わることの喜びなどを伝えます。長崎県移動式クレーン安全協議会 池永茂会長
「未来の街づくりに関わりたいと思う人がいるならば、クレーンオペレーターとして活躍する道もありますので」
生徒たちは、実際に操縦席に座り、指導員の指示に従って操縦を体験しました。今回の体験会は「長崎県移動式クレーン安全協議会」など、県内3つの団体が合同で開催したものです。3団体には20社あまりの会員企業があり、そのほとんどが担い手不足に悩んでいると言います。
長崎県移動式クレーン安全協議会 池永茂会長
「若い人を入れることによって、これからの技術の継承など行っていくために、こういう機会を作りました。」高校生
「自分は（卒業後に）就職をしたいと思ってるんで、こういうことをたくさん経験しておいた方がいいかと思って」
高校生
「めちゃくちゃやりがいのある仕事だと思いました。クレーンの仕事に就こうかなと思います。今日で決めました。」
主催した団体では、今後も地域や学校などと連携して、若い世代へのアピールを続けたいとしています。
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9 июл 2024
