復活へ！「出張輪島朝市」　金石港で施設準備始まる 

能登半島地震による火災で、多くが焼失した石川県の輪島朝市が復活に向けて動き出しました。
石川県金沢市で３月から「出張輪島朝市」を開催する予定ですが、２月１５日、魚の加工場などが着工しました。
午前９時前から始まった建設工事では、クレーンを使って２階建てのプレハブを建てていきました。
２月１６日以降、中に手洗い場や業務用冷蔵庫を設置していき、魚をさばいたり干物を作ったりする加工場として使う予定です。
輪島朝市は、地震による火災でほとんどが焼失しました。
金沢市に避難している店主らが、地元漁協の協力を受けて、金沢市の金石地区で「出張輪島朝市」として復活させます。
出店数は４０店舗で、朝市組合のほか金石の地域団体や企業の参加も検討されています。
３月２３日に第１回の開催を目指している「出張輪島朝市」。
復活に向けて大きな一歩を踏み出しました。