●忙しい時にこそ聞いて欲しい 人生の原点を教えた「白骨の章」とは？
• 忙しい時にこそ聞いて欲しい 人生の原点を教え...
こんにちは、筬島（おさじま・オサジー）です
「あしたには紅顔ありて
ゆうべには白骨となれる身なり」
の言葉が特に知られる「白骨の章」をご存じでしょうか？
「白骨の御文章」とか「白骨のお文」ともいわれ
浄土真宗の葬儀で必ず読まれるので有名です。
せつせつと世の無常を訴えるその内容は
多くの人の心を打ちます。
５００年以上、読み続けられているということは
そこに深い意味があるに違いありません。
広島での被爆体験を描いた
井伏鱒二の名作『黒い雨』でも
主人公が、後から後から運ばれる遺体を前に、
「白骨の御文章」を暗誦する場面がたびたび出てきます。
同じく原爆の悲劇をつづったマンガ
『はだしのゲン』でも、中学生のゲンが、
生後間もなく死んだ妹を荼毘に付しながら、
「白骨の章」を切々と読み上げるシーンが描かれ、
涙せずにおれませんでした。
普段、忙しい忙しいで
目の前のことで
浮かれたり
恨んだりと
せかせか生きている人でも
肉身や知人の葬儀の際には
限りある命という
厳粛な事実を目の当たりにして
「人の命はわからないものだな」
「やがて死ぬのに
いったい人は
何のために生きているんだろう」
と考えさせられ
そこに白骨の章が詠みあげられると、
万感の思いがこみ上げてきます。
その「白骨の章」には一体どんなことが
書かれているのか
今回はその内容を仏教の基礎知識０でも
分かるよう簡潔にお話しいたします。
こちらからお聞きくださいませ。
●忙しい時にこそ聞いて欲しい 人生の原点を教えた「白骨の章」とは？
• 忙しい時にこそ聞いて欲しい 人生の原点を教え...
【白骨のお文・全文】
それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、凡そはかなきものは、この世の始中終、幻の如くなる一期なり。
されば未だ万歳の人身を受けたりという事を聞かず。一生過ぎ易し。今に至りて、誰か百年の形体を保つべきや。我や先、人や先、今日とも知らず、明日とも知らず、おくれ先だつ人は、本の雫・末の露よりも繁しといえり。
されば、朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。既に無常の風来りぬれば、すなわち二の眼たちまちに閉じ、一の息ながく絶えぬれば、紅顔むなしく変じて桃李の装を失いぬるときは、六親・眷属集りて歎き悲しめども、更にその甲斐あるべからず。
さてしもあるべき事ならねばとて、野外に送りて夜半の煙と為し果てぬれば、ただ白骨のみぞ残れり。あわれというも中々おろかなり。されば、人間のはかなき事は老少不定のさかいなれば、誰の人も、はやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏を深くたのみまいらせて、念仏申すべきものなり。
あなかしこ あなかしこ
★幸せと平和を広げるメルマガ
www.freiseinst...
●チャンネル登録はコチラから
www.youtube.co...
オススメの動画
「白骨の章」の全文をわかりやすく解説し、仏教の死生観を学ぶ
• 「白骨の章」の全文をわかりやすく解説し、仏教...
#白骨の章
#白骨の御文章
#白骨のお文
#親鸞聖人
#蓮如上人
#浄土真宗
#お経
#葬儀
#法事
#読経
#仏教
#ブッダ
#幸せ
#幸福
#幸福論
#幸福学
#幸せの学校
22 авг 2024
