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10月5日、笠間市GATEで、宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」朗読&音楽コンサートで、演奏させていただきました。
初めてのGATEから何か一曲をみなさんに、お届けと思い、本日の演目とはまったく関わりありませんが、最近リクエストいただいた、こちらの曲をお送りします。
その日、朗読家 見澤さんの友人のお一人が、わたしにお声がけいただき、
重く暗くなりそうなテーマを、気持ちを軽くさせながら、本質は、より深く感じさせる、ところがイイ、
と評してくれました。
すごく、うれしい言葉でした。
まさに、わたしの狙いはそこにあります。
重苦しいテーマを、そのまま「お涙ちょうだい」とばかりに演奏に置き換えるのは、わたしの芸風に合わないのです。
わたしは、
人をバカにしたり、傷つけたりしない、という条件付きですが、ユーモアに包みつつも、本質を伝えたい
と思いますし、
そのほうが、難しい言葉を並べるより、音が雄弁に語ってくれて、本質が伝わるように思っています。
わたしは、宮沢賢治の著作について、これまで「注文の多い料理店」しか触れておらず、今回「セロ弾きのゴーシュ」が加わったような初心者ですか、
「彼のコンセプトに、わたしは似ているのかもしれない」と思った次第です。
彼も、人生の厳しい現実や悲惨さを、そのまま難解な言葉やストーリーで伝えようとするのではなく、
ユーモアに包みつつ、より深く本質を伝えようとしているのではないか、
と感じたような次第です。
ということで、本日のステージ、
ユーモア狙いのアホなコスチュームになりながらも、
品は下げずに、敷居を下げ、
見澤さんの朗読イメージを、より鮮明にし、宮沢賢治の本質をお伝えしたい狙いでした。
ということで、やらせてもらってる本人はおもしろかったのですが、
見ていて気分を害された方も、いらっしゃったかも。
申し上げたような気持ちからの演出、ということで、ご容赦ください。
本日、GATEへ多くの方々に、ご来場いただきました。ありがとうございました。
またの機会、お待ちしております。
6 окт 2024