2016年シーズン中にチームメイトを前に「俺には夢がある。ワールドチャンピオンになるんだ、お前たちとな!」と英語で宣言して、カラオケで熱唱し、チームを盛り上げる。2016年シーズン、川崎選手はメジャー出場14試合のみと多くの時間をマイナーで過ごしたが、チームメイトやベンチからも信頼が厚い川崎選手はけが人が出た時のバックアップメンバー、チームの盛り上げ役としてワールドシリーズに帯同メンバーとして同行し、ワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
0:04 俺には夢がある。
0:18 エアロスミスの「I Don't Want To Miss A Thing」を熱唱
1:18 カブス108年ぶりワールドシリーズ制覇
2:50 川崎宗則選手インタビュー
カブスは2016年11月2日、ワールドシリーズ第7戦でインディアンスを8-7で破り、1908年以来108年ぶり3度目の世界一に輝いた。1勝3敗から3連勝でワールドシリーズ制覇。川崎宗則内野手はポストシーズンのロースターから外れたものの、チームに帯同して同僚を支えた。
死闘の末に決着がついた。6-6の同点で迎えた延長10回、カブスはゾブリストのタイムリーで勝ち越すと、モンテロもタイムリーで追加点。その裏にエドワーズJrが1点を失ったが、最後はモンゴメリーが締めた。3点リードの8回に守護神チャップマンが同点に追いつかれるまさかの展開となったが、最後に底力を見せた。
試合後は今季限りで現役を引退するロスが涙に暮れ、昨季から指揮を執るマドン監督の目にも涙が光った。レイズを強豪に育て上げてワールドシリーズ進出に導いた名将にとっても、初の世界一となった。シリーズMVPにはゾブリストが輝いた。
明るいキャラクターでチームを支えた川崎は試合後、テレビのインタビューに応じた。日本向けのインタビューだったが、最初は英語で興奮気味に答えると、日本語に切り替えて「とにかくチームが勝つように精一杯、応援していました。すごいチームですよ。みんなが本当によくやってくれました。本当に感謝しています」と話した。
6 окт 2024