村井知事「にわかに信じられなかった」「残念で大きな衝撃」半導体工場巡りＰＳＭＣとＳＢＩホールディングスが提携解消　宮城・大衡村に半導体工場を建設予定も先行きが不透明 

大衡村への半導体製造工場の建設事業を共同で進めていた台湾の半導体大手PSMCと日本の金融大手SBIホールディングスが提携を解消することになり、工場建設は先行きが不透明となりました。
台湾のPSMCとSBIホールディングスは、去年10月、大衡村に半導体工場を建設すると発表し、県などと協定を結んで共同で事業を進めていました。投資規模はおよそ9000億円の見込みで来年には着工し再来年の稼働開始を目指していました。SBIによりますとPSMCから「日本国内での事業継続を見送りたい」と通知があり、提携解消が決まったということです。SBIは、大衡村での工場建設に向けほかの複数の事業パートナーと協議を進めるとしています。村井知事は、「まだPSMCからの連絡はない」「にわかには信じられなかった。大変残念であり、大きな衝撃を受けている。SBIホールディングスと引き続き連携を図っていきたい」などとコメントしています。
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