二年ぶりのジュリー誕生祭動画です。
“誕生祭”は“ジュリーを感じる歌” を選曲することにしてます。
今回は井上堯之さんのアルバム「Water Mind」から「JUST A MAN」。
ジュリーの歌ではありませんが、井上堯之さんが1976年にジュリーに捧げる歌として作詞作曲したものです。
ジュリーを形容する言葉はひとそれぞれです。
「渡辺プロ」が押し出したのは “歌の貴公子” 。
「太陽を盗んだ男」を監督した長谷川和彦氏にとっては“男らしい男” 。
作詞家の阿久悠氏にとっては“男の美学を体現する男”であり、
プロデューサーで演出家の久世光彦氏は顔を合わせた瞬間のジュリーを“いい女”と形容し、後には“女優”と言い切っています。
では、20代のジュリーを日々最も近くで見守っていた井上堯之さんにとってのジュリーはどうか。
それがこの歌のタイトル
“JUST A MAN (ただの男) ”
なのです。
愛情と信頼をこめたこの言葉は井上さんがジュリーに捧げる最高の称号なのだと思います。
ジュリーについてのインタビューで井上さんは〈JUST A MAN〉と題して、
──もしもこの世に真実があるとするなら、僕の知る世界で真実に一番近い生き方をしているのが沢田研二ではなかろうか。
と語っています。
一方で、初めて出逢った時について、
──まだファニーズ時代のジュリーを客席に見かけ思わず声をかけた。(中略)
光っていた。持って生まれたスター性が激しく僕を刺激し、声をかけずにはいられなかった。
とし、PYG結成後のジュリーについては
──沢田はぼくが手を抜くのをまったく許さなかった。あの上目づかいの冷静なひとみがぼくを追った。
とあります。
ではどこに “ JUST A MAN ” の要素があるのでしょう。
記事の続きにはこうあります。
──ぼくらはよく集まった。音楽の話であり、酒であり、ギャンブルでもあった。どんな時にも沢田はいた。麻雀をやらない彼のそばで卓を囲めば、おもしろくもないはずなのに、ウイスキーを飲みながら笑っていた。
「人の話を聞くのが好きなんだ…」
* *
時は経ち、今日はジュリーの76回目の誕生日。
この歌がリリースされてから48年です。
“ロックミュージシャン” “歌手” “俳優” “王子” “アイドル” “大スター” ………等々
私たちファン一人一人にとってのジュリーがいます。
私は“人生の先輩”とも…
これからもジュリーを応援したいと思ってます!
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今回の歌詞表示。
ぎこちない和訳より英語の歌詞を強く感じたいと思い、和訳歌詞を小さくしましたので下の和訳をご参照くださいね。
「JUST A MAN」(Water Mind 1976年)
作詞・作曲・歌唱:井上堯之
This is your way, this is your way
This is your way, come this- way
You're just a man, silent man
Silent power, power is you
Your way's alone, but your way's fortune
Your way's so hard but your way's strong
You're just a man, silent man
Silent power, power is you
*
And now I know your special feeling, always true Your way, only you can use
Going your way you cannot lose
And I can see you now
Working out your way how
Happy now thatI am near
I realize how your way's clear
Your way's not easy
But your way I believe in
Your way's so tender
But your way's real
You're just a man, silent man
Silent power, power is you
(* Repeat)
**
Let's get together, let's us begin
Come this way, dream is you
(**Repeat 3 times)
ー和訳ー
これはきみの道 きみの歩んだ道
これはきみの道 きみだけの道
きみはただの男 静かなる男
静かなるパワー パワーはきみ
きみの道は孤独だ
だけど きみの道は栄光への道
きみの道は辛く困難だ
だけど きみの道は力強い
きみはただの男 静かなる男
静かなるパワー パワーはきみ
*
そして 俺はきみの気持ちを知っている
偽ることのないきみの感情を…
きみの道はきみ一人のもの
きみはきみの道を行く
決して踏み外すことなく…
いつも自分一人で道を切り拓いていくきみを
俺はじっと見守っている
きみの傍にいれることが嬉しい
きみは何の迷いもなく きみだけの道を行く
きみの道はたやすくはない
だけど 僕は信じている
きみの道はもろく崩れやすい
でも きみの道は真実だ
きみはただの男 静かなる男
静かなるパワー パワーはきみ
(*くりかえし)
さあ 僕らも一緒に歩き始めよう
この栄光への道を…
夢はきみ…
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*記事の引用は 「ザ☆スター 沢田研二」より
#沢田研二#ジュリー#井上堯之#JUST A MAN# Water Mind#歌詞
21 окт 2024