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火薬、羅針盤、活版印刷の3つがルネサンス三大発明と呼ばれます
そのうちの一つ活版印刷技術を発明したグーテンベルクです
印刷自体はすでに中国で木版印刷が行われていました。
活字を並べる活版も宋の時代に発明されていましたが、漢字の種類が多く発展しませんでした。
一方アルファベットなら26字分の金型があれば良く、言語が活版印刷向きでした
グーテンベルクによってもたらされた活版印刷技術の革新は印刷革命とも呼ばれヨーロッパに大きな影響を与えました
ルネサンス、宗教改革、17世紀科学革命など、のちの世界史に大きな影響を与える出来事の裏には活版印刷技術の革新による知識の流通がありました
グーテンベルクの活版印刷で最初に刷られたのはラテン語聖書ウルガタです
ルターの95ヶ条の論題はラテン語で書かれていましたが活版印刷によってドイツ語訳が作られドイツ中にいきわたりプロテスタント誕生に一役買っています
日本にはヴァリニャーノが提案した天正遣欧使節たちが活版印刷機を持ち帰りました
14 окт 2024