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浦安市の「液状化被害」から10年…/液状化対策無くして復興なし!自らの手で美しい町を取り戻す/東日本大震災 被害の記憶を風化させず伝える使命/2021年3月10日チバテレ「NEWSチバ930」にて放送 

千葉テレビ放送(チバテレ)
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「子育ては とてもしやすいまち」
「綺麗な町並みだったので、住み心地よさそうだなと思って…」
「地震被害の印象は私たち世代にはない」
子育て世代に人気のある「浦安市」。
「率直な感想を言いますと、もう10年、でもまだ10年。という一言ですかね。表現するとしたら」
あふれ出す土砂に浮き出た道路、傾く家…。
10年前の3月11日、東日本大震災で、ある被害が浦安市を襲いました。
それは…“液状化現象”。
まちも、人の生活も、当たり前だった日常が一変しました。
被害に遭ったうちのひとり、経営コンサルタントの伊能隆男さん。
ここ舞浜の地に夢のマイホームを手にしたのは、2009年のことでした。
被害にあった 伊能隆男さん
「独立・起業していつかはここまで来たいと一つの目標があり、やっとたどり着いたらその2年後に……」
元々東京湾の一角だった浦安市、1975年と1980年の2回に渡り埋立地として開発された歴史があります。
液状化の被害にあったのはこの埋立地を中心とした市内86%のエリアで、被害はおよそ3万7千世帯に及びました。
被害にあった 伊能隆男さん
「玄関入った瞬間にまず前のめりに体が傾くような感じがして、家が傾いているんだと実感した」
そんななか、伊能さんを含めた自治会のメンバーが決意したのは、“自らの手で美しい町を取り戻す”こと。
独自に地盤の強度を図る「地盤調査」を行いました。
被害にあった 伊能隆男さん
「震災当時は隣同士含めて近所付き合いが無かった状況で、みんなで一緒に汗かいて協力し合っていくという連帯感。その時はじめて生まれた」
その一方で、市は液状化対策として市内およそ4千戸の住宅を対象に、宅地ごとに地中に壁を埋め込んで地盤を強化する「格子状地中壁工法」を提案しました。
しかし、この工法は1戸あたり200万円弱の自己負担が生じることから住民の合意が得られず、工事を断念した地区が多くみられました。
工事が完了したのは、33戸のみです。
被害にあった 伊能隆男さん
「訓練などを通じていつか来るかもしれない地震に対して備える準備の心構えは伝えていきたい」
震災当時、チバテレが取材をしていた坂東さん一家。
震災の翌月に結婚し、液状化の被害もあるなかで奥さんが浦安市に移り住みました。
そして、震災の翌年に生まれたのが長男・柾人くんです。
あれから9年…
小さかった柾人くんもいまは小学3年生に。
妹と弟もできて、すっかりお兄ちゃんになっていました。
柾人くんの母親 坂東悠木さん
「ここまで本当にあっという間で早かった。3人も生まれたので、もう毎日必死。子育てと生活で」
柾人くんの父親 坂東正樹さん
「この子たちが生まれたときには、もう家の液状化現象の影響はだいぶ消えてた。町並みや道路の被害は結構(被害が)あったので、(子どもたちには)地震のときにひどくなったのでいま直してもらっているという話はする」
坂東柾人くん
「埋立地の勉強で地震に備えて強い土地とか作ったりするのが工夫されてると思った。地震が来てもすぐ逃げられたり、みんなで直し合っていけるまちにしたい」
“液状化対策無くして復興なし”。
こう話す伊能さんは先月17日、改めて市に対し要望書を提出しました。
「国・県と連携して液状化に対する対策工法の研究などを進めてほしい」などと訴えています。
被害にあった 伊能隆男さん
「こどもたち僕らからしたら孫たちになるのかもしれないですが、安心して住めるまちにするのが我々の努めかなと考えています。それとともにこの(液状化)問題についても風化させることなく伝えていくことが我々の使命かなと感じている」           
震災から10年。
時代の移り変わりとともに「液状化」の被害を知らない世代が増えていくなか、どう後世へ語り継ぐのか…。
今後、新しいまちを作っていくうえでも「風化させない」ための取り組みが課題となりそうです。

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11 сен 2024

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