江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)の「北斎漫画」展が6日(土)から長崎歴史博物館で始まります。
開会式には関係者約60人が出席し開催を祝いました。
「富嶽三十六景」と並ぶ代表作「北斎漫画」は、弟子のために描いた絵の教科書です。江戸時代の生活の様子などをユーモアを交え描いています。明治11年(1878年)までの64年間に15編が刊行されました。
展覧会監修・浦上満さん(73):
「絵に懸ける執念はすごかった。色んな変遷、脱皮を繰り返した中で北斎漫画は全てのエッセンスが込められている」
世界一の質と量を誇るとされる浦上満さんのコレクションから厳選した約200点を展示しています。
浦上満さん:
「いろんな水の流れ、滝もあればせせらぎ、小川もある。これがレオナルド・ダ・ヴィンチと似ていると言われる」
「浦上コレクション北斎漫画-驚異の眼・驚異の筆-」はあす6日(土)から5月26日(日)まで。
展覧会の観覧料は大人1000円(前売800円)、高校生500円(前売400円)、中学生以下・長崎れきぶん友の会・キャンパスメンバーズは無料です。
あす6日(土)午後2時から開かれる浦上満さんの講演会は無料です。
4 апр 2024