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00:00 OP
00:38 僕らはたぶん傷ついている
02:07 女性の傷つき
05:59 メンタルヘルスへの関心が高い
09:14 マイノリティの人たちが解放されていく流れ
本日は「母親は何に傷ついているのか」というテーマで、若い女性ですね、30代、40代の女性に向けて言うか、彼女たちが今どんなことに傷ついているのか、20代から30代、40代の女性たちが何に傷ついているのかというテーマでお話ししようと思います。
■僕らはたぶん傷ついている
まず、僕らはたぶん傷ついてるんですよね。
人間というのはどういうものかというと、歴史の影響を受けて社会や文明があり、社会や文明の影響を受けて会社があり、経済活動し、そして家庭、家族が出来上がり、そしてこの影響を受けながら個人というものがある。
そして個人というのは生物的なものに引っ張られている。
この社会や文明というのは一定ではなく、新しい技術に引っ張られて否応なく変化させられている。
簡単に言うと、日本だとアメリカ化している。
後ろから押し付けられてくる。
生まれてくる前に押し付けられたものと、新しい技術や変化によって先に引っ張られる。この変化のスピードに乗せられながら、個人は家族も社会も押されているような感じの中、でも生物学的な岩盤はるわけで、ここのギャップに板ばさみに遭いながら僕らは生きているわけです。
こういう中でいろいろな摩擦があり、傷ついているという感じですね。
■女性の傷つき
女性や母親は何に傷ついているのかっていうと、歴史的な文脈で言うと「女性はこうあるべきだ」という言説に苦しめられていますよね。
母親らしくありなさいとか、新しい女性として自立して男性に負けないように働きなさいとか。でもやっぱり男の人に愛される綺麗で美しい女性でありなさいという、この三すくみの価値観の中で苦しんでいますよね。
良い母、母としての保守的なビジョンと自立したキャリアウーマンとしての女性、いわゆる美人的な男の人をうまく利用する美人の女性。
この三すくみの中で程々でいないといけないというか、この中で全部及第点がほしいというこの歴史的な文脈に苦しんでいる。
そして新しくなっていく変化で苦しんでいる。
やっぱり変化が苦手な人が多いですよね。
守るべきものがあるからということでもある。
会社の中では相変わらずパワハラ、セクハラの問題はあるだろうし、それを警戒し続けなきゃいけない。これも変わります。変わるんでしょうけどね。
旦那も無理解というか、夫の問題、夫のメンタルというか性依存だったり、ギャンブル、アルコール。
男性自身も傷ついているんだけども、そこの影響を受けてたりするとかね。
あと子供の影響だったり、子供もちゃんと無事なのか健康なのかというものもあるだろうしね。
自分の体力の問題だったり、生理の問題だったり、乳がん、子宮がんの問題だったり、筋腫の問題だったり、いろいろな問題に苦しんでいるということになります。
あとは同性であってもライバルなのか、同じ立場の人がいないんですよね。
だから結構複雑な文脈の中で生きているので、同じ立場の人がいなくて、ちょっと協力し合うのが難しいとかあります。
だから、男の人よりも女の人は何か分断されていたりしますね。
趣味が違うとか。
あとライフステージが変わるんですよ。子供が小さい時大きい時、結婚前なのかとかね。
男の人の方が子育てとかの影響を受けないので、十把一絡げになりやすいんですけども、女の人だと雑誌も多いじゃないですか。
ファッションも結構年代によっても違うし、雑誌やメディアも違いますよね。20代向けのコンテンツや雑誌と、30代向け、40代向け、50代向けで全然違う。
男の人は結構一緒なんですよね。
20代から50代が同じ雑誌を読んでいたり、野球雑誌とかね。
ジャンプや他のビジネス書とかも結構似ていたりするんだけども、女性は違う。
そういうものも彼女たちが苦しい理由なのかなとは思ったりしています。
■メンタルヘルスへの関心が高い
そういう中で僕がいつも思うのは、メンタルへの関心は高いですよね。
メンタルヘルスに関心がある人は結構多いなと思います。
どこか対話をしたいと思っている、共感してほしいというニーズもすごくあります。
かといって共感だけじゃなくて、やっぱり導いて欲しい、教えて欲しいというニーズもある。
だけど押し付けられたくないとかね。
こういう中で結構もがいているという感じはよくします。
だから僕は今の社会の問題の中で、やっぱり性の問題というのは結構あるんじゃないかなと思っていて、女の人たちはマグマのような怒りを抱えていて、まだ出さないだけであって出したいというか抱えているというか、あるような気がします。
でもあまりにもおじさんたちが無関心だったりする。
それは昨今の芸能報道を見ていても思います。
不倫に対して男の人が何か許容的だったり、性加害に対しても許容的な言葉を言うことがあったり、それがセカンドレイプだろうと女性から突っ込まれることが多い。
そういう不用意な発言を、立場ある大人とかおじさんがすることも珍しくないというか、あると思います。
でも、そこはこれから語られるべきだし、考えられなきゃいけないんだろうなと個人的には思っています。
性とかセルフケアとかですね。
精神医学というのはこういう中ですごく役立つとは思います。精神医学の知識、つまり人間は「心は脳」である、という知識のもとに常識から自由になるとか、新しい常識を作っていくとか、そういうことですよね。
自分の人生は何かとか、人生の本質を考えるとか、社会の本質を考えていき、自分たちの生き方をクリエイトしていく、新しい生き方を模索していくことは求められていくという気はします。
男性よりもうつになる人は多いし、不安障害になる人は多いですね。
一方で、男の人の方が自殺率が高いので、女の人のほうが苦しむことが多いのに、悩みを抱えてもがいていて、なんとかやろうとしている人が多いという感じですよね。
男の人は病んだらあっさり死ぬとは言わないですけども、どちらかと言えばそっちの方が多いという感じもします。
■マイノリティの人たちが解放されていく流れ
あとはこういう話をすると、じゃあLGBTQの人たちを無視しているのかとか、そういう意見も出て、弱者男性の人たちを無視しているのかという意見も出てくるかもしれないですね。
そういうわけではもちろんなくて、彼らの苦しみも僕はわかっていますし、そこも解決していきたいなと思っています。
ただ、女性が働きやすい社会が、女性が生きやすくなるということが結果的に男性も生きやすくなることになるし、LGBTQの問題も解決に近づくだろうし、ひいては精神科の患者さんが生きやすい社会になると思うんですよね。
今までは貴族しかいなかったのが、平民の男性にも人権解放されて、そして女性にも解放されて、そういう流れの中でLGBTQの人にも解放されて、精神疾患の患者さんたちも、よりマイノリティの人たちも解放されていくという歴史的な流れがありますので、そういうことなんだろうなと僕自身は思っています。
今回はちょっと総論っぽくなっちゃいましたけど、母親は何に傷ついているかというテーマで、ざっくりちょっとお話してみました。
宿題を出しますね。余裕があったらコメント欄に書いてください。
◉「女性とは〇〇である」という言動に苦しんだ経験がある人
それを見たことがある、母親はどうだったのか、自分たち子供世代はどうなのか。
◉新しい女性像
今後アメリカ化していくということだが、どういうことなのか予想してみる。
◉セルフケアの知識と傷つきからの解放
精神医学やセルフケアの知識を身につけることが、どうして心の傷つきから解放されていくことになるのかということを自分なりに言語化する。
これらのどれかに答えてもらうと、メンタルヘルスや人格の成長に役立つと思うので、問題意識を持って一回コメント欄で書いてもらうと、自分にとっても周りの人にとってもいい勉強になるかと思います。
もちろん、そういうことに関係なくコメントしてもらって全然構いません。
15 июл 2024