本土に戻ったムツさん家族。満州の医者であった父は、日本の国家試験にも晴れて合格し、九州で小さな医院を開業します。
しかし、聴診器一つとっても自分で揃えなくてはいけない、戦後の混乱で薬もない、
そんな状況で畑一家の暮らしは、開業したからといって決して楽ではなく、日々の食べ物にも困窮するような状況でした。
そこで、ムツ少年、得意のすやさぐり(川での手探りで魚をとる漁)の技をいかし、
家計を助けることを思いつきます。
「一つランクが上のウナギ漁にもでかけました。そして、スッポンも捕ったんですよ。」
と、ムツさん。
当時、スッポンは栄養のつく食品、結核の患者さんにもとても重宝されたそうです。
結核が、当時大変な病気であったというところから、後半は、病原菌と人間の歴史のおはなしになります。
昔は日田の川に、沢山ウナギがいたんですね!
どうぞご覧ください。
聞き手 スタッフ 明日美
カメラマン ツンタ
13 сен 2024