堀元さんが学生時代のデータを取っておられるようなので、私も軽く振り返ると……「読書」は今も昔も得意ではない（内容を満足に覚えていられない）けど、高３の読書室で息抜きの読書が楽しくて、大学４年で4,500冊（年800～1500冊）趣味で本を読んでいたけど、結局「読書」が得意にはならなかった。だから社会人になって忙しくて読書はやめてしまった。 時代が少し進んでRU-vidを聞くようになり、音声媒体なら、いくら本を読んでも合格できなかった試験に合格できたり、スッと喋り言葉なら脳が理解できたりした。樋口さんの話し言葉Audible案でそのことを思い出した。学生時代に耳で聞いていた「授業」は点がマシだったのは、授業も「音声媒体」だったからかもしれない。水野さん仰るとおり、読書業界は読書が好き／得意な人が大半を占めているだろうから、解像度を高くする施策がうまく行けば更に出版業界は裾野が広がりそうで令和の時代たのしみになりました。 以下、ご両人の読書アドバイスの補足を。 ① 「本を選ぶ」意味では月並みながら『図書館』がオススメ。ドッグイヤーはできないけど、似たテーマの本がたくさん並んでいて立ち読み自由、向いた本を見つける練習にもなるし、実際みつけやすくなると思います。（学生時代に読んだ4,500冊、購入したら８桁の金額になりえたようなものをその数十分の一で学生時代を過ごせた図書館は偉大だった） ② 堀元さんのように「前書き」だけ読んでも良いし、私的には「前書き」と「あとがき」（＋最後の章）を読むのをオススメします。ページ数も数ページなので数百ページある本全体を読むのに比べて樋口さんなどでも負荷は少ないはず。アニメでいうなら○クール作品の「第１話」と「最終回」を見るようなもの。【あとがきの最初に、『ここまで～～を説明してきた訳だが、本書では～～』みたく全体の言いたかったことや纏めが端的に説明されてるのでオススメです。】 ③ 堀元さん水野さんはアウトプットの比重が高いので『読書メモ』をつけたり人に話したりしているのだろうと思います。『読書メモ』をつけると定着も早まるし、読んだ１か月がムダだったと思わず済むとは思います。ただ、読書の目的が違えば『読書メモ』などは必須ではなくて、もっと自分に合った付き合い方が見つかると思います。 ……と、アマチュアはプロと違って誤読を避けたがり、乱筆乱文になりやすい点を動画後半で見透かされたような気がして、恥じ入る限りですｗｗ
