あへのきよゆ支のあそむ
つゝめと无そてにたまらぬ白玉八
ひとをみぬめ能な三堂なり介り
あへのきよゆきのあそむ
つつめともそてにたまらぬ白玉は
ひとをみぬめのなみたなりけり
安倍清行の朝臣
包めども袖にたまらぬ白玉は
人を見ぬ目の涙なりけり
現代語訳
包んでも袖にたまることのない白玉は、あなたに逢うことが出来ない私の涙です。
ひと言臨書解説
話の内容は前回の続きです。
この部分は臨書するのにとても面白い箇所。一つ一つの字形が洒落ているし、濃淡も面白い。太い細いもある。漢字もある。「とをみぬめの」「みだなりけり」と6文字連綿が二つもでる。上の句の右への流れ具合も絶妙です。
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8 окт 2024