【Thank you ! SOLD OUT】
初年度登録S60年9月の日産 レパードTR-Xです。
グレードは300ターボ グランドエディションです。
S55年10月、当時の日産店で販売されていたブルーバードのワンランク上のモデルとして、
スカイラインやローレルに並ぶミドルクラスの車両としてレパードはデビューしました。
ボディは4ドアと2ドアのハードトップを展開、デビュー時は1.8~2.8Lまでのエンジンがありました。
何と言っても魅力は当時の車の常識を覆す斬新な外装デザイン、そして先進技術の数々です。
傾斜の大きなヘッドライト、フロントガラス、後方に絞り込むようなデザインのリアガラスまわり、
透明な樹脂を使ったフロントグリルやリアガーニッシュ等、
角ばったセダンが主流だった当時の自動車業界では、中々衝撃的なデザインでした。
機能面ではOD付のオートマ、各種警告を音声で知らせるボイスワーニング、
マルチ電子メーター、フェンダーミラーワイパー等最先端のハイテクを盛り込んだ豪華な車でした。
しかし残念なことに開発を急いだあまり肝心のエンジン廻りの開発は追いつかず、デビュー時点では
L28/L20/Z18と旧態依然のエンジンラインナップ。新鮮さは皆無。
そして翌年にトヨタからソアラがデビューし、新開発の170PSの心臓を持つ2.8GT系を前に
レパードは撃沈します。
この後L20のターボモデルも追加されますが、デビュー時から出せばよかったのに、、と悔やまれてなりません。
そこでS59年に出たのが300ターボグランドエディション、F30末期の最後の2年間に
最後の悪あがき(と言っては失礼か)で発表されたモデルです。
心臓部は日産新開発のVG30ET、セドグロ・フェアレディZにも搭載される本気のエンジンです。
V6エンジンは当時でも最先端、最高出力はグロス値ですが230PS、業界最強のユニットでした。
やっと中身と外観が追い付いて真の高級スペシャリティカーとなりましたが、時すでに遅し。
ソアラから覇権を奪えぬまま、S61年に2代目F31へとバトンタッチします。
モデルとしては日産店からレパード、チェリー店からレパードTR-Xが展開され、
当車両はTR-Xになります。
TR-Xの特徴は何と言っても角目4灯ヘッドライト。
TR-Xの正式な読み方は『トライエックス』、どれほどの方がこの事を覚えているでしょうか。
当車両は実走行7.7万kmの奇跡の車両を買い付け、
ボディ再塗装を始めとして徹底的な仕上げを行い、今日に至ります。
・修復歴ナシ
・実走行76449km(R1.10.8現在)
・車検R1.12
・ボディ同色全P
・ボディストライプ゜新調
・専用15インチメッシュアルミ
・VG30ET
・300ターボ専用色(クリスタルホワイト)
・デジタルメーター
・ETC
・高精度デジタル燃料残量計
・クルーズコントロール
・エレクトロニックボイスインフォメーション
・光通信ステアリング
・雨滴感知式間けつワイパー
・300ターボ専用シート(シート地ダブルラッセル)
・純正ハーフレースシートカバー
・フルオートエアコン
・ボディ同色マッドガード
・ドアミラー
・タイベル交換済(H29.9/75447km)
・ACコンプレッサー交換済
・取説、新車保証書
・新車時見積り
・スペアキー2個
・整備明細多数
・整備記録簿8枚
・当時物カタログ(レパード、レパードTR-X 各一冊)
車両は複数オーナーですが、2代目以降のオーナー様の手入れが物凄いです。
最初のオーナー様は広島の日産で新車購入、ほとんど走らないまま走行1万km程で
H11年に福岡の方が購入、ここで7万km台まで走ります。
その後H20年から大分県に嫁ぎ、H25年に一度名変されていますが、
大分では同じ日産ディーラーで10年以上整備されております。
記録簿こそ8枚ですが、福岡以降の整備明細が大量に残っております。
一回の車検ごとにきっちりお金を掛けて整備。燃料系、ステアリング系、水回りなど
どこを直したがはっきり分かる記録が色々確認できます。
弊社入庫後、ボディを同色オールペンして新車時のクオリティが復活。
消えかけていたボディストライプは実際に現物を採寸してカッティングを新調。
レパードの生命線でもあるこのストライプは実は黒に見えて濃いブルーです。
現車からの採寸だから実現したクオリティです。
車検は今年の12月まで残っており、タイヤ溝も6分山以上残っております。
エアコンは不良でしたが、廃盤のACコンプレッサーは電装職人によって現物リビルト済み。
現在オートエアコンはしっかり効きます。
オートアンテナ作動OK、ラジオ・クルコン健在。
ダッシュボードに変形・変色ナシ。
この時代ならではのボイスインフォメーションも壊れ知らず。
『燃料が半分です』『ライトを消しましょう』など、忘れた頃に聞こえる
女性の美しい電子音声にビクッとします。
歴代オーナーの執念が乗り移った整備記録、妥協のない内外コンディション、
室内に漂う当時の日産車の香り。
踏み込むと異次元に連れて行ってくれるV6 3000のハイパワー。
レパードと言えばほとんどの方が人気のあぶ刑事F31を想像しますが、
初代F30の、しかもTR-Xの悪そうな4灯ヘッドは日産ファンを虜にします。
新車価格334万、当時3ナンバーは本当のお金持ちしか買えませんでした。
前述の通り、300グランドエディションは最後の2年弱しか生産されておりません。
今でも残っているノーマル車両はどれほどでしょうか。
当時のカタログより
『300 TURBO GRAND EDITION。ハイオーナーカーの頂点に君臨する。』
とありました。
S59,60年の2年間、この車両は間違いなく頂点に君臨していた
と、私は信じております。
再び同じ車は出てきません。
Gooネット、ヤフオクにて絶賛掲載中。
程度の良さは是非直接見て確認していただければと思います。
現車確認・試乗大歓迎!
宜しくお願い致します!
おかげさまで20周年!!
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7 сен 2024