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女優の高畑充希、俳優の宮野真守が9日、東京・日比谷の日生劇場で行われたミュージカル『ウェイトレス』の初日公演に出演。不倫関係を演じる2人が実際の関係を語った。
アメリカ南部の田舎町にあるレストランのウェイトレスで、美味しいパイを作ることで評判だが、夫アールの束縛により、息の詰まる生活を送っている主人公のジェナを演じる高畑は「1月からおけいこしていて、マスクをしながら『どんな顔なんだろ』って思いながら、お芝居をしてきました。海外スタッフも来れるスタッフは来てくれたり、リモートで演出してもらいました。どうなるかわからない中で、みんなで一生懸命やってきた。やっとお客さんと一緒に、このミュージカルを一緒に楽しめるんだと、かなりワクワクしています」と心境を明かした。
2週間前にジェナが住む街に赴任してきた産婦人科医で妻がいるがジェナを診察するうちに、やがて深い仲になってしまうポマター医師は宮野真守が演じる。「今までとは違う環境での役作り。けいこ中は、不安に思うこともたくさんあった。でも、やっぱりカンパニーのみんなが温かくて。こんな状況だからこそ一丸となって作品作りができた。やっと、みんなの顔を見て芝居できたときに、なんて楽しいんだろうと思えた。その僕らの思いも感じてもらえると思う」としみじみ口にした。
バラエティでは共演歴があるが、初めて舞台上で顔を合わせる高畑と宮野。いきなり不倫という設定で宮野は「ディープです」と苦笑い。一方の高畑は「いつもアブノーマルなシチュエーションで顔を合わせていた。まさか、こんなにポップとはいえ、いろいろなことが繰り広げられるミュージカルで(笑)。最初は大丈夫かなと思ったんですけど、いろいろ相談しながらけいこできて、すごく心強い存在でした」と感謝し、宮野も「お芝居できて楽しいです。やっとお芝居できた(笑)」と語った。
また、“悩める現代女性を全力で応援するコメディ・ミュージカル”という触れ込みだが一筋縄ではいかない物語。高畑は「ポップに『女性を応援するミュージカル』って書いてあるんですけど大丈夫かな(笑)。間違ってはいないんですけど…」とぽつり。「インスタグラムで『今度、小学生の娘と行きます』とコメントをくださる方がいて『小学生か…。これは止めるべきか、止めないべきか…』と思う(笑)」と逡巡したことを明かしながらも「新しいものに触れられるタイミングに」と前向きだった。
本作は、アメリカ映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』(2007年)をベースに製作されたブロードウェイミュージカル。2016年3月にブロードウェイで上演されると記録的興行成績を上げ、全米ツアー公演とロンドン・ウェストエンド公演も行い、大盛況に。脚本、作曲、演出、振付の主要クリエイティブを全て女性クリエイターが担当したことがブロードウェイ史上初となり、注目を集めた話題作。
会見には、宮澤エマ、LiLiCo、浦嶋りんこも参加した。
『ウェイトレス』は30日まで、同所で上演。その後、4月4日から11日まで福岡・博多座、4月15日から19日まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月29日から5月2日まで愛知・御園座で公演が行われる。
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#高畑充希 #宮野真守 #ミュージカル
8 мар 2021