1927年の日本海軍 

1927年（昭和2年）と言えば私の父が生まれた年だ。彼が生まれた当時の日本の様子が分かって大変興味深い。戦前の日本は軍国主義によって日本が支配され何の自由もない暗黒時代のように戦後生まれの我々は学校で教わるが、父の話によると彼の少年時代の日本は大変リベラルで豊かな市民生活があったと証言している。

私の祖父が、海軍兵学校に、入ったか前年ぐらいの映像ですねぇ。 当時としては珍しく、英語が堪能だったので、兵学校卒業後、外交官武官のうちのひとりとして、上海やサンフランシスコ、ホノルル等に派遣されていた時期も有ったようです。 戦争が始まる前には、横須賀の海軍官舎に住んで、自転車で内勤に行ったり、霞ヶ浦予科練で何かの指導員をしてた時期も有ったようですが、開戦直前には駆逐艦に搭乗してたようですね。 祖父は、戦時中の事は余り語る事はなかったのですが、戦局半ばにして、結核に感染、郷里にて療養中に、乗艦は撃沈され、戦友と呼べる仲間を全て喪い、また、兵学校の同期もほとんど戦死され、敗戦。将校であった為、GHＱにはB級戦犯として、収監されましたが、結核のせいでGHＱの病院に入れられ、早期の胃癌を発見され手術、生存不可能として、監視付き不起訴。 その後生存不可能だった筈の癌が再発せず、郷里の近くのGHＱ管理下の飛行場で、公民権が回復するまで飛行機や機械類の整備を命じられていたようです。 長々と語りましたが、そんな祖父は、昭和６０年に亡くなるまで、一度も戦友会や同期会には行かなかったようですね。

見物人が乗ってる船、 凄いな。 何人乗ってるんだ？ イナバ物置みたいだ。

素晴らしい。

父方のじいちゃん海軍人だった。 こんな感じかー、誇らしい😁

1927＝昭和2年なら8年ぶり、昭和に入って初の観艦式であり、御召艦は戦艦“陸奥”とのこと。となると 0:53 辺りに映っているのがそれでしょうか？ 　勿論“長門”も参加しているはずですが。

最初のシーン、歩いておられるのは昭和天皇で、その後ろは三笠宮様？ 不敬かもしれませんが、かわいい！ですね。