2013 オールブラックス × 日本 ハイライト 11 / 2 チャレンジカップ
◇リポビタンDチャレンジカップ2013 日本代表6―54ニュージランド代表(2013年11月2日 秩父宮)
日本はスクラムではニュージーランドと互角に戦った。
前半2分のセカンドスクラムでは、相手ボールを奪う場面も。昨年からスクラム最強と言われるフランスから、元同国代表のマルク・ダルマゾ氏をスポットコーチとして招へい。体重差をカバーするための低い姿勢で組むスクラムで、最強国に一泡吹かせた。ロック大野は「あれが日本のスクラム。このままやっていけばいい」と手応え。ワイズマンテルHC代行も「劇的に向上した」と称えた。
◆ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2013 日本6―54ニュージーランド(2日、東京・秩父宮) 日本代表はニュージーランド(NZ)代表オールブラックスに6―54で敗れ、通算成績を0勝5敗とした。前半13、22分に2本のPGで6―7と追い詰めたが、同26分から5分間で3トライを奪われ、前半を6―28で折り返した。後半は攻めたが、世界ランク1位の牙城を崩せなかった。ノートライに終わったが、ウイング広瀬俊朗主将(32)=東芝=は「勝つポジションに行けたんじゃないか」と進歩を強調した。
◇リポビタンDチャレンジカップ2013 日本代表6―54ニュージーランド代表(2013年11月2日 秩父宮)
ラグビーの日本代表は2日、「リポビタンDチャレンジカップ2013」でニュージーランド代表と対戦し、6―54で敗れた。世界ランキング1位の最強国とは5度目の対戦で、54失点、48得点差はいずれも最少だったが、ノートライに終わったのは87年の初対戦以来2度目。2年後のW杯イングランド大会へ向けて、手応えと課題を残す結果となった。
リポビタンDチャレンジカップ(2日、日本6-54ニュージーランド、秩父宮、観衆=2万454)世界王者・ニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」に挑んだ日本代表は、6-54の完敗。W杯以外でNZ側が初めてテストマッチと認めた真剣勝負でノートライに終わったが、ラストワンプレーでWTB福岡堅樹(21)=筑波大2年=がトライ寸前まで持ち込み場内をわかせた。5度目の対戦で最少失点、初の失トライ1桁に抑えるなど進化も証明した。スコットランドなどと対戦する欧州遠征へ、3日に出発。23-8で勝った6月のウェールズ代表戦に続く金星を奪い取る。
「ラグビーテストマッチ、日本6‐54ニュージーランド」(2日、秩父宮)
どんなに点差が開いていても、オールブラックスは最後まで力を緩めることはしなかった。ロスタイムにトライを狙った日本の福岡を、ゴールライン寸前でマコウ主将とルアトゥアが2人がかりでタッチに押し出したのだ。「あのシーンでは得点させないことだけを考えた。我々にスキがあれば、いつ日本にトライされてもおかしくなかった」とマコウは冷静に振り返った。
7 окт 2024