滋賀県の南西に位置し、面積464.1㎢、人口342,883人(2014.12.1)の中核市で滋賀県の県庁所在地。古くから水運の拠点であり、宿場町としても栄えた大津は、明治31年(1898年)に市制を施行し、2001年には特例市、2009年には中核市に移行した。
静岡県からのアクセスは、東海道新幹線で京都まで行き、京都から大津まで東海道線で約10分。中心市街地は、JR大津駅から京阪浜大津駅、琵琶湖畔から膳所駅周辺までのエリア。
滋賀県は、国宝、重要文化財の数が全国の中でも4番目に多く、大津市内にも延暦寺、三井寺、石山寺などの有名な寺院がある。また、琵琶湖には海と違うよさがあり、中心市街地全体にも潤いを感じた。静岡県民として、修学旅行で行く京都の印象が強く、大津の良さを今まで見過ごしていたのは私だけではないかと思う。
【JR大津駅】
東海道線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は17,430人(2012年度)。駅は北口と南口があり、南口はホーム下にある改札から地下道で地上に出るという簡易な作りとなっていて駅舎があるのは北口。駅舎は、地上2階建てで、大津市が運営する土産物を扱う「大津名店街」や喫茶店などが営業していたが2014年3月に撤退してしまった。大津駅の北口と南口の改札外の行き来は、駅舎の西側にある「南北自由通路」で結ばれている。
【アル・プラザ大津】
滋賀県彦根市に本社を置く「株式会社平和堂」のスーパーマーケット。1957年、「靴とカバンの店平和堂」として創業してから約60年、現在では滋賀県をはじめ関西圏を中心に総合スーパーとスーパーマーケットを約140店舗展開する企業。
【大津地方裁判所】
大津駅から「中央大通り」を琵琶湖に向かって右側に見える。
【大津びわ湖合同庁舎】
地方検察庁や地方法務局のほか、税務署、財務事務所など国の出先機関が集約されている庁舎。
【滋賀県庁】
昭和12年(1939年)に竣工した今もなお現役の「滋賀県庁」の本館は、「群馬県庁」と同じ設計士が手掛けた立派な庁舎。
【大津駅前商店街】
JR大津駅北口から南北に延びる商店街。
【京阪上栄町駅】
JR大津駅から最も近い京阪電車の駅で、1日当たりの乗車人員は732人(2012年度)。
【旧東海道】
江戸時代の賑わいから「大津百町」と呼ばれる大津の町を縦断する旧東海道からも、その当時の趣を感じさせられる。
【ナカマチ商店街】
東から丸屋町商店街、菱屋町商店街、長等商店街は「アーケード」でつながっていて、まとめて「ナカマチ商店街」と呼ばれ、かつては県内一の繁華街として栄えた商店街。創業1850年で、宮内庁御用達の「漬物店」は菱屋町商店街にあり、その向かえ側には「西友大津店」、そこから少し西へ進むと長等商店街となる。全体的に、人通りは少なめだったが、その中でも長等商店街には活気があった。
【京阪浜大津駅】
京都市内と結ぶ「京阪京津線」と大津市内を走る「石山坂本線」が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は2,995人(2012年度)。
【明日都浜大津】
1998年にオープンした複合ビルで、京阪浜大津駅とペデストリアンデッキで直結されている。地上17階建てのビルには、店舗のほか大津市の公共施設や上層階はマンションとなっている。
【琵琶湖ホテル】
地上12階建て、延べ床面積24,000㎡、高さは約60mで、客室数は171室のリゾートホテル。
【膳所駅】
JR線が「東海道線」、京阪が「石山坂本線」が乗り入れそれぞれが隣接している。1日当たりの乗車人員はJR膳所駅が12,978人(2012年度)、京阪膳所駅は3,652人(2012年度)。
【ZeZeときめき坂商店街】
JRと京阪膳所駅周辺から、パルコや西武方向へなだらかに下る坂道となっていて、若い人を中心に比較的人通りが多い商店街。
【大津パルコ】
1996年にオープン。地上8階建て、店舗面積20,000㎡、2014年2月期の売上高は44億9,500万円。
【西武百貨店大津ショッピングセンター】
1976年のオープンから約40年続く。店舗面積30,923㎡、2013年2月期の売上高は111億6,900万円。
【大津プリンスホテル】
地下2階、地上37階建て、高さ約136mで、客室数は500室以上を擁するホテル。
17 окт 2024
