20211022奈良・布目練習会OBS研修会 

構造を決めるのは、骨です。 背骨に重心を置き、骨で引き分け、骨で運動することです。 的への矢のバラつきは震えと振れです。 的への矢の偏りは捻じれです。 筋肉に意識を置くから、手繰と切り下げでは？ 弓倒しで肘が下がるのは当然です。 弓を倒すのではありません。 弓は押し引きで、弓は、矢と同じく回転させる物です。 肘で弓を押すのです。 弓倒しのイメージは、日本刀の使い方から来るイメージです。 日本刀を使う人の射です。 日本刀をを使わない人は、 弓も矢も前に飛ばす。 弓手の手に力は不要です。肘から先は、脱力です。 手根管神経から腕の正中神経を自由にするためには、肘から先の骨を使い、手首の脱力しかありません。 手首の脱力は、弓を握り込むのではありません。 小指から薬、中指と添え、弓の押し引きで、三指が締まるのです。射で弓が回転し三指がほどける。 両肘に意識を置き、鎖骨を水平に、両肘を鎖骨合わせる。 肩甲骨と鎖骨で弓力をベクトル分解するのです。 発射では、ベクトル合成です。 弓倒しの意味は、日本刀もまた手首に力を入れないから弓倒しというのです。 日本刀の重みで手首は柔らかいのです。 弓を飛ばし手首を弓に任せると日本刀の弓倒しのイメージになります。 その意味で、刀もまた飛ばすと言って過言ではありません。 【的への矢のバラつきは震えと振れです。的への矢の偏りは捻じれです。】 イメージの問題で「コツ」の問題でしょう。 骨ですね。 弓倒しという言葉の捉え方です。