浜松中央区では4月になるとどこの町でも公園や神社、公民館などで「浜松まつり」の凧ラッパやお囃子の練習が盛んに行われます。
新型コロナ騒動による数年間のまつりの中止を経て4年ぶりの全面復活となる「浜松まつり」を成功させようと、
4/1から八柱神社前の公園にてロングトーン＆タンギング、バンザイ三唱の和音、曲を楽譜の１段目から４段目まで丁寧に吹く、といった
４年間のブランクを取り戻すための基礎練習を繰り返しやってまいりました。
数年間のまつり中止のブランクにはメリットとデメリットがありました。
メリットとしましては、しばらくラッパを吹いていなかったことでラッパの吹き方の記憶がリセットされたことです。
だいぶ昔の、先生によるお手本や楽譜のない、ただ理屈抜きで「根性でラッパを吹け」という習い方を受けて間違った方法で覚えてしまった吹き方から、
ロングトーンやタンギングといった基礎練習のやりかたを覚えなおすことで、確実に＆短時間で上手くなる練習方法が上書きされ、
子ども＆大人を問わず練習参加者の演奏能力が動画の通り飛躍的に向上したことです。
デメリットとしましては…数年間おまつりの練習のない、シンとした4月が続いてしまったことです。
浜松まつりの練習のない期間のうちに浜松へと移り住んでこられた方にとって、突然のラッパの音にかなり驚かれたようで、
周囲の町では依然として夜にラッパ練習の音色が響く中、丸塚町ではこの動画を最後に、公園での練習はいったん見合わせることになりました。
各町によって、練習場所の周囲が浜松まつりの勝手知ったる町民民家だけで囲まれていたら「いよいよ浜松まつりか」とわくわくしてくることでしょうが、
浜松まつりを知らない他県・他地区の方が移り住んでくるマンション・アパートが練習場所のそばに建っている場合は、おそらく丸塚町以外でも
浜松まつりのラッパ練習をこれからの時代どうしたら良いかという課題を生んだかもしれません。
これは浜松まつりを実施する町全体の課題でもあるので、いよいよ各町に処理をゆだねるという丸投げスタンスではなく、
市長なり広報なりが「浜松まつりが近づくと練習で夜間は賑やかになりがちですので、ご理解の程よろしくお願いします」といった
文化の紹介・説明が必要になってきているのかもしれません。
新型コロナ騒動により浜松まつりを知らない世代が増えているのです。
追・私の教え子でしょうか、メッセージありがとうございました。嬉しかったです。
お互いの場所で精一杯がんばりましょう、そしてまたどこかでお会いしましょう♪
そして教え子の書き込みを消させてバッドを残していった〇組の方、
他町の練習動画にバッドを残しておくのはいかがなものでしょうか。品性を疑ってしまいます。
10 сен 2024
