Bruckner: Symphony No. 9, Furtwängler & BPO (1944) ブルックナー 交響曲第9番 フルトヴェングラー 

さすが、フルトヴェングラーです。曲の持つ荘厳さと抒情性を、あますところなく歌いきっていますね。フルトヴェングラーは壮大な曲ばかりではなく、美しい抒情に満ちたアダージョを歌って、格別です。シューリヒトと双璧だと思います。

One of the greatest Recordings by Furtwängler. This is a recording without audience ("Magnetofonkonzert"), taken in the Beethovensaal, near the old Philharmonic Hall.

とてつもない名演 感激いたしました

Absolutely marvelous. How could WF and the Berliners gave such rendition of Bruckner´s 9, under daily aerial bombings and knowing that doomsday is near? How could they have such hope and energy. Those were really other times...

歴史的遺産です。とてつもない演奏です。ベートーベンの９番の「ウィーンの第九」と「ルツェルンの第九」に匹敵する遺産です。

センチメンタルな脳内イメージで、フルトヴェングラーの名演に余計な尾鰭を付けるべきでない。 第三帝国断末魔の45年1月の戦中ラストコンサートの状況とは違うと考える。44年の10月上旬は、本土では西端のアーヘン攻防戦が始まったばかりで国民突撃隊の市民根こそぎ動員が発表される寸前の頃。空襲被害はあっても実はドイツ本土の大部分の一般ドイツ市民は、完全に情報統制とプロパガンダが効いてるせいもあって、本当に意外なことに、44年の段階でもそれほど精神的に切迫しないで豊かな日常生活を笑顔で穏やかに営んでる。それは記録映像にも残ってる。燃料以外は深刻な困窮もまだ。戦意旺盛で物資生産も機能してる。恐らく胸騒ぎを覚えつつも最後の幸福な秋の日々といった感じで、歴史の結果を知ってる後世の人間が「大戦末期ギリギリの状況下での入魂の演奏」みたいに面白く脚色するのは安易だと思う。知らない人にはこれも意外なことと思うが、ナチ政権は東部占領地域で蛮行の限りを尽くす一方で、土壇場まで一般ドイツ市民の生活水準の向上と幸福の維持、娯楽の提供には物凄く腐心してる(それが国家社会主義だったりする)。44年夏の東部戦線の急激な全面崩壊が周知となってベルリン市民まで緊迫感で精神的に追い詰められるのは、もうちょい後の話。英米空軍も44年後半は西部戦線に注力していてベルリン方面は不活発でほぼ無視。大規模空襲は45年以降の最末期。

More than marvelous. Furt: top brucknerian conductor.

アントンブルックナー 交響曲第９番 ベルリン･フィル･ハーモニー交響楽団演奏賛辞 ヴィルヘルム･フルトヴェングラー 指 揮 大賛辞 第二次世界大戦末期の極めて困難の時に、その周囲の状況に押しつぶされる事に、立ち向かう音楽であると深く思うのです。 この時の聴衆と演奏者の心境は、如何ばかりやと思うのです。 明日をも知れぬ命であります。 私は、その時の事の真相はよく分かりませんが、真剣に想像しなければならないと深く思うのです。 殆どの人の命は最早ないと､言っても過言ではないと思うのです。 そのような緊迫した中での演奏に、思いを馳せるのです。 フルトヴェングラーは、如何なる思いであったのであろうかと、考えざるを得ないのです。その楽団員も、同様です。大半はその後､もう居ないのではないかと､推察するのです。その魂は何処に行って仕舞ったのであろうかと思うのです。そのような思いで､この音楽を聴いておりますと、色々の事が思い出されて、胸が塞がるのであります。 擱 筆

How he handles 34:50 and 49:00 and creates an aura is ethereal

wahrscheinlich die beste interpretation dieses werkes!