[PianoBGM] 回帰する想い | 作業 勉強 散歩 創作活動 chillout relax etc... 

【平和記念公園エリア】 かつて、誰かが愛を誓った場所。 団地を抜けた先にあったのは、海が見える有名なデートスポットの公園だった。 よく知らないのだが、元々は平和を記念するために命を意味するハート型のオブジェを､､､とかなんとか。 どうやら昨日見たとおり電気が生きているようなのだが、電気の設備を見るかぎりもってあと3週間らしい。 ここにはよく妻と一緒に来たものだ。 夜になればハート型のオブジェがライトアップされる。 その時にそこで告白すれば、必ず成功する、とよく学生の間で噂されていたものだ。 今は夕方の6時。もうすぐで夜になる。 ､､､もう一度ここで告白してみよう。 今は亡き、愛する君へ。

人が造ったものが、人間の足が運ばれなくなった今もこうして、佇んでいる、いわば廃墟化している、という風に受け取りました。かつては、パワースポットとしてたくさんの人が訪れたのだろうなと、思いました。

地面のオーディオエフェクトが素敵💕

背景がすごく可愛い‼️ いつも寝る前に聞いて癒されています‼️

いつも勉強・作業用に聞いてます！この落ち着いた感じが好きです😊

懐かしい記憶が蘇る。もう君の顔を見ることは叶わない。高校時代の淡い恋の記憶… 私は生まれ故郷のある公園に来ていた。茨城の田舎にある小さな名もない場所だ。どれだけ昔の事だっただろうか。私は高校生のときここである女性に告白をした。もう歳だがその時のことは鮮明に思い出すことができるものだから人の脳とは不思議なものだ。その女性とは近くの駅で出会ったんだ。彼女はハンカチを落としてね、それを拾った所から会話が始まったんだ。通う高校の最寄り駅が同じだったということもあってか毎日のように出会い、そして私たちはいつしか毎日のように話す仲になっていた。自惚れているようで恥ずかしいがかなりうまくいっていたはずだ。でも世界とは残酷なものでな。戦争がはじまってしまったんだよ。そして私は絶望したよ。なんせ赤紙が来てしまったんだからね。彼女にもその事を話したんだ。そして話があると放課後この公園に呼び出した。日が傾きかけた時間。初めて彼女を駅以外で見たんだよ。大層綺麗な人で惚れ直したのも懐かしいなぁ。私は覚悟を決め、そして気持ちを打ち明けた。彼女からの答えは｢いいよ｣とのことだった。そんときは浮き足立って彼女と楽しく話しながら帰ったことだ。それが彼女と付き合ってからはじめで最後の記憶さ。そしてその後私はすぐに戦争に向かったんだ。生きて帰ってこれたのも奇跡さ。愛する彼女のために生きることに必死だったんだ。そして私は故郷の大地を踏み、見て、そして絶望した。なんでかって？そりゃあ簡単な話さ。理由はこの村が焼け野原になっていたからだ。もうそれはそれはどうしたらいいかわからなくなって、泣いて、泣いて、泣き尽くした。おや、なぜか目から汗が出てきてしまったようだ。最近暑いからな。彼女には会えたのかって？会えるわけないだろうよ。連絡手段も、彼女の家族も、なーんにも知らなかったんだ。でも彼女は私の心の中で生きている。私の気持ちは今でも変わらず彼女のことを愛している。なーんてことを言ってももう会えないんだがな。まぁそんなこんなでこんなに老いぼれるまで独り身なのさ。結婚するチャンスだっていくらでもあった。それでも私は彼女が生きていることを願い、待ち続けたんだ。そして今でも待っている。突然声が聞こえた｢あの、ここでなにをされているんですか？｣。振り返るとそこには私が愛した女性と似た雰囲気をした高校生がいた。そして気づくとなぜか私はその高校生にこの話をしていたんだ。その高校生は私の話を聞いているあいだ、なんとも形容し難い不思議な顔をしていた。そして｢やっぱり…｣と呟いた。私はその言葉を不思議に思った。いや、勘づいてはいたのだ。そしてその続きの言葉をまった。｢やっぱりおばあちゃんの話とそっくりだ……んあっ、急に変なことを言ってすいませんでした！｣そう言って足早にその少女は去ってしまった。あぁ、なんだか複雑な気持ちだ。まぁ彼女が生きていただけよかった。最後に人目会いたかったが家族がいるなら無理であろう。私は大人しく残された命を謳歌するとしよう。

勉強に使おうかな

作業用のお供に決定！