The cause of defeat -04 

祖父が陸士出の歩兵大尉で、連隊長の副官をしていた。ノモンハン後のソ満国境警備、日中戦争開始直後の上海上陸作戦などに従事したが、太平洋戦争中は、本土防衛の名の下、本土にいた。 生前の祖父から１度だけ、こんな話を聞いたことがある。 「マニラが陥落した時点で、軍事的には、日本は負けた。あとは政治の判断だった。」 「軍に物言えぬ政治家、天皇の威光を借りて居丈高だった軍首脳部が、互いに保身に走った。それが決断を遅らせた原因だろう。」 「東条さんは、確かに頭の切れる人だったが、それはあくまでも官僚的な優秀さだったんだ。陸大出特有の“国際感覚のない世間知らず”な男だったし、また、憲兵で政治を行なう悪いクセがあった。総理にしてはいけない人間を総理にしてしまったことが大問題だった」 「天皇に全く責任がなかったとは思わないが、どういう形で決着をつけるかがベストだったかは、色んな考えがあるから、答えは出ないだろう。本当は、もう少し、明確な答えを出しておくべきだったかもしれない。」

当時の軍部が強固に徹底抗戦を唱えたのは降伏による戦争責任の荷と軍解隊による職の喪失を恐れたからに他ならない。

スターリンに頼るのがまずかった。

東久邇宮が、第一次世界大戦の後、パリでフランス政治家、ブリアンと話した。「日本と、アメリカは必ず戦争になるぞ！その時、アメリカは日本に、最初に、戦争を始めるように、しむけるぞ」印象に残る言葉として、戦後、新聞に語っていました。

民間人20万人殺害だと。ソ連のこの事実を広めるべきだろ。