地すべり対策工事において土留工として普通フトン籠を用いる工法がございます。そのため施工箇所が地すべり地帯となることが多く、非常に施工のしにくい場所において材料の搬入や籠の制作はもちろんですが、設置および詰石、蓋掛けと一連の作業をおこなうこととなります。施工ヤードを広く設けることができ、問題なく資材の搬入ができる現場はほとんどありません。
今回の現場は、県道のすぐ近くではありましたが、大型車両の搬入が難しく、小運搬をしなければならない場所でした。そのため、フトン籠の設置を従来通りの方法でおこなったのでは、施工時期も悪いことから天候にも左右されること、更には籠の数が多いことから、詰石作業時に多くの作業員が必要となることなどを総合的に考慮すると非常に効率が悪いことが考えられました。そのため、受注時よりこの普通フトン籠の施工を如何に簡単にするにはどうしたら良いかということを考え、この吊り式フトン籠の導入を提案し、施工承諾を頂き、施工することとしました。
普通フトン籠と比較しますと、籠自体で約3.6倍ほど吊り式のフトン籠の方が高くなりますが、およらくそれ以上に吊り式に変えたことによる効率化と省力化の効果が大きく反映されたと実感しております。
少し長くなりましたが、一連の流れを解説しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。
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14 окт 2024