07月15日 18時11分
高知県の浜田知事は、政府が今月22日から始める予定の消費喚起策、「Go Toキャンペーン」について、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する声もあることから、地域の感染状況に応じた形で進められることが望ましいという考えを示しました。
浜田知事は15日の定例の会見で、今月22日から政府が始める予定の観光などの消費喚起策、「Go Toキャンペーン」について、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する声があることを踏まえ、「キャンペーンの詳細の部分で、姿が変わる可能性があると思うので、注目したい」と述べました。
そのうえで、「感染の状況や感染防止対策など、地域の実情と整合がとれるような形で、観光需要の回復を図ることが望ましい」との考えを示しました。
そして、このキャンペーンの開始に合わせて、県独自に、県内外の宿泊客の交通費の助成事業を開始するなどして、観光客の呼び込みに取り組む考えを示しました。
一方、東京都が都内の感染状況を踏まえて、4段階あるレベルのうち最も深刻な表現に引き上げたことについて、浜田知事は「方向としては市中にウイルスが広まってきている状況に近づいている印象だ。東京都の、都民に対する呼びかけや国も含めての休業要請などの検討がどうなるのか、まずは注目したい」と述べ、東京都や国の動向を見極めて県の対応を検討する考えを示しました。
9 сен 2024