能登半島地震の復興を応援しようと、北陸農政局の食堂では、奥能登に伝わる魚醤「いしり」や「いしる」を使ったメニューの提供が3日から始まりました。
奥能登の名産「いしり」は主にイカを、「いしる」はイワシやサバなどを1年間漬け込み、発酵させた魚醤です。
今年3月には、国が地域の特産品として保護する「地理的表示保護制度」に登録されました。これを受け、消費拡大と復興支援につなげようと、北陸農政局は3日、石川県金沢市の合同庁舎の食堂で「いしり」や「いしる」を使ったメニューの提供を始めました。
初日のメニューは「白身魚のいしりあんかけ」と炊き込みご飯の定食です。午前11時半のオープンとともに多くの職員が味わっていました。
「いしり」や「いしる」を使った定食は7月24日まで毎週水曜日に提供され、誰でも500円で食べることができます。
3 июл 2024