「ワゴンとしては」なんて枕詞がいらないくらい、ハンドリングやスタビリティ、静粛性などの完成度の高さを見せてくれたレヴォーグ。直噴ターボ化で高回転側の伸びが若干失われてはいるものの、それでも現代の他メーカーのダウンサイジングターボと比較すると、回して楽しいエンジンであるといえます。
MCで燃費数値が下がったところが解せないですが、今も昔も、ステーションワゴンと言えばスバル(かボルボ?)という神話は受け継がれていると感じます。個人的には、SUVを検討しているという人には、騙されてと思って是非一度試乗してみて欲しいと感じています。
た・だ・し、レヴォーグの上位モデル「STIスポーツ」の完成度には眼を見張るものがあり、乗り心地、ドライバビリティ、内装のクォリティなど2ランクも3ランクも上の車という感じがしてしまいます。下位グレードとの価格差も当然あるのですが、それ以上の価値は付加されていると思いますので、私が買うなら断然STIスポーツだろうなと思います。
次回はこの車のライバルにあたるのでしょうか?またしても外車になります。
撮影地:岩手県岩泉町、盛岡市
22 сен 2017