■ 見知らぬ棘 ~アスベスト・中皮腫患者の闘い~
語り:藤田千代美
ディレクター:縄田丈典
撮影:大窪秋弘
編集:小山仁志
MA:中嶋泰成
効果:西原長治
プロデューサー:萩原 守
カンテレ「ザ・ドキュメント」2019年3月14日放送
<ザ・ドキュメント公式ページ>
www.ktv.jp/doc...
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大阪府岬町に住む右田孝雄さん。2016年7月、アスベスト(石綿)が原因とされるがん「中皮腫」と診断され余命2年と告げられました。
アスベストを吸ってから数十年たって発症する中皮腫。
右田さんは、いつどこでアスベストを吸ったのか、記憶をさかのぼっても原因がわかりません。
「なぜ自分がこんな病気に…」
右田さんは、患者同士で励まし合いたいと全国を回り、交流会を行います。
そこで出会ったのは、18歳で中皮腫と診断され片肺をすべて摘出した女性。腫瘍が全身に転移し、死が差し迫った男性…。この人たちも、どこでアスベストを吸ったのか、わかっていません。
希少ながんのため、治療法も確立していない中皮腫。発症のピークはこれから迎えると言われています。どうしてこんな苦しみを経験しないといけないのか。右田さんたちはアスベストの被害に遭った患者を集め、自分たちの現状・思いを国に訴えます。
病気と闘いながらもアスベストの危険性を訴え、改善を求めるのは、次の世代に同じ目に遭う人がいなくなるように。
日に日に悪化する患者たちの容体、そして、迫る死。
彼らの生きざまを通して、アスベスト被害の“実像”に迫ります。
#アスベスト #中皮腫
3 окт 2024