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うつ病・適応障害、治りにくい時の原因4つ【精神科医が8.5分でしっかりまとめます】 

こころ診療所チャンネル【精神科医が心療内科・精神科を解説】
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0:05 はじめに
0:54 うつ病・適応障害の治りにくい時の原因①生活習慣
2:09 うつ病・適応障害の治りにくい時の原因②環境との相性
3:28 うつ病・適応障害の治りにくい時の原因③考え方のくせ
5:24 うつ病・適応障害の治りにくい時の原因④「躁うつ病」の可能性
7:43 まとめ
うつ病・適応障害の改善の仕方は個人差が大きいですが、時になかなか「治りにくい」場合があります。
うつ病・適応障害、治りにくい時のおもな原因4つについて、精神科医が要点を約8.5分の動画にまとめています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
こころ診療所吉祥寺駅前 kokoro-kichijo...
府中こころ診療所 fuchu-kokoro.com
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↓↓内容の詳細は下記になります。
(1)はじめに:うつ病・適応障害の治りにくい時の原因4つ
今回は「治りにくいうつ病・適応障害の原因4つ」ということでやっていきたいと思います。よろしくお願いします。心療内科でうつ病・適応障害の治療をすることは多くあります。お薬の治療であったり、休養してくださいということであったり、それによって良くなるペースは非常に個人差、人によって差は大きいところになります。なので、あまり人とは比べないでくださいという話もよくしたりするわけですけれども、その中でやはり、なかなかよくならないというご相談を受けることがあります。確かに人の状況によってなかなかよくなりにくい背景としては幾つかあるんですけれども、その中で共通しているところが4つほど今回ありますので、その話を今回していきたいと思っています。
(2)うつ病・適応障害の治りにくい時の原因①生活習慣
1つ目としては生活習慣になります。例えば、まず生活リズムが逆転をしてしまっている場合があります。あと、日々お酒を多く飲んでしまうという方もいらっしゃいます。人によっては、家からあまり出ない・活動をあまりしない・動かない、こういった方もいらっしゃいます。こういった生活習慣があると、なかなか改善に持っていきにくいということがあります。
人は日々行動の積み重ねが大事ということがあります。それはもう調子をよくするための積み重ねでもありますし、その行動が脳に刺激になるということも含まれるかと思います。どういう行動習慣を積み重ねるかというのが、うつの治療にも非常に大きいということになります。なのでメンタルにとってプラスになる、うつや適応障害の治療にとってプラスになることを積み重ねていくということがやはり大事になります。
例としては、生活リズムを整える、一定の生活リズムで生活するということ。あと、食事に関してしっかりとって、先ほどのお酒は0とは言わないまでもなるべく減らしていくということ。そして日々、特に日中ですね。活動をする・体を動かしたりする習慣をつけていくということがあるかと思います。
(3)うつ病・適応障害の治りにくい時の原因②環境との相性
2つ目が環境との相性です。人によっては、職場でストレスが続く上司との関係などでストレスが続くという方もいらっしゃいます。家で居場所がない、なかなか家でストレスが続くという方もいらっしゃいます。人によっては介護であったり、子育てであったり、そういったことでのストレスが続くという方がいらっしゃいます。
人は行動が大事という話をしたんですけれども、環境からいろいろなものを受け取る、これも1種の行動といえます。その積み重ねもやはりうつの症状に非常に影響してくる、積み重ねていくことで影響してくるということがあります。さて、ここに関して、どうしても環境との相性が悪いということがあった場合、もちろん環境を変えることのいい面悪い面はあるんですけれども、そこはありながらも、場合によっては環境を変えるというのも選択肢の一つになってきます。
具体的には仕事であったら、人によっては転職をする、人によっては異動の相談をするということかもしれません。家の環境に関しては、一回話し合いをするということもあるかもしれません。そして、介護や子育てに関しては全部抱えてしまうと、非常にストレスになるので、サポートする機関・サポート資源がありますので、そういうところを活用するのも選択肢になるのかと思います。
(4)うつ病・適応障害の治りにくい時の原因③考え方のくせ
3つ目が考え方の癖です。具体的に言いますと、自分を責めてしまう癖、あとは完全じゃないと全か無かで考えてしまうという癖、人によっては、他の人と比べ過ぎてしまうという癖がある方もあるかと思います。
考えるというのも1種の行動になります。どういうことを考える、出来事があってどういうことを考えるかというのも、これは積み重ねがうつの症状に非常に影響してきますので、ご自身の考えの癖がどうかということを見ていって、もしそういう自分を責めてしまったり、自分にダメージを与えてしまうような考え方の癖があるから、ちょっと別の考え方はないかなと、別の視点はないかなという調整をしていくということが大事だと思います。どういった考え方のパターンがいいかというと、一つの例を挙げると、まずは自分も人を責めない。そして考えることでそのことを考えたら何か前向きになれるとか、自分はプラスになれる。そういったことを考えるといいんじゃないかと思います。逆のことはあまりしない方がいいんじゃないかと思います。
一方で、どうしてもやはり自分を責めてしまう癖があるんです。前の嫌なことを思い出してしまうんです。こういう根強い考え方の癖があった場合、なかなか変えたくても変えにくいということが人によってはあるかもしれません。この場合に対策としては、まず基本はなるべく受け流す、どうしてもそういう自分を(追い)詰める考えが出てきてしまうけれども、出てきたものになるべく取り合わない、真に受けないということが一つ大事かと思います。そして、もう一つは、そのパターン自体を消すことは難しくても、だんだん薄めていくということはできるかもしれない。具体的には、今から徐々に、うまくいった経験・なんとかなったという経験を積み重ねていって、だんだん自分を否定するクセが出てくる頻度を結果として減らしていくということが対策になろうかと思います。
(5)うつ病・適応障害の治りにくい時の原因④「躁うつ病」の可能性
4つ目が躁うつ病・双極性障害の可能性になります。治療を続けていく、抗うつ薬などで治療を続けていきまして、先ほどの生活習慣・環境・考え方、こういったことをいろいろ対策をとっていたけれども、どうにも症状が続いてしまうという場合に関しては、もう一つの可能性として、いわゆる躁うつ病、双極性障害の可能性というのを考える必要があるかもしれません。
ここで双極性障害・躁うつ病を少し見ていきますけれども、これは躁状態、うつ状態の逆の症状が周期的に出る。躁状態とうつ状態を交互に繰り返す。こういった脳の不調になります。ただ、人によってはこれは双極性障害Ⅱ型といいまして、うつの症状が大半であったり、あとはそう状態がすごく軽くてかつ期間が短かったりしますと、非常にうつ病と区別がつきにくいという場合があります。うつ病と躁うつ病は使う薬が違います。効果が出ると思われる薬が違いますので、ここを見分けるということは結構大事なことになってきます。もし、その兆候があったら、ぜひ主治医の先生に相談してみていただけたらと思います。
では、どうやってその可能性を見極めていくかといいますと、まず一つ大事なのが、これまでを振り返ってそう気味なことはなかったかということを振り返ります。明確な状態は恐らくないと思うんですけれども、例えばある時期だけ妙に活動的になったり、そしてある時期だけお金を使い過ぎてしまったりとか、あと場合によっては、自分ではわからなくても周りから、ちょっといつもと違うと、いつもより妙に元気だとか言われる時期があったかどうか、ということが一つ参考になるかと思います。そのほかの可能性としては、例えば家族に双極性障害・躁うつ病の方がいる方は少し可能性は上がると言われます。あと、うつを周期的に繰り返す方、この周期性ってことがあると躁うつ病の可能性が上がると言われます。あと、抗うつ薬を使ったときに、うつの逆、ちょっとそう状態気味になった方。これも躁うつ病の可能性が上がると言われています。こういったことなどで、もし思い当たることがあって、かつ症状が続いているとすれば、一回主治医の先生と相談してみてください。
(6)まとめ
今回、「治りにくいうつ病・適応障害の原因4つ」ということで見てきました。うつ病・適応障害の治療、もちろん人によってペースはそれぞれ違うんですけれども、確かに治りにくいということがあると。まず取り組める対策としては生活習慣・環境の調整・考える癖の調整ということがあります。ただ、それらをしても、もしなかなか効果が出ない場合、もしかすると躁うつ病、うつ病と似た躁うつ病の可能性があるかもしれません。もし思い当たるところがあったら治療している主治医の先生と相談をしてみてください。
こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)
#うつ病 #適応障害 #躁うつ病 #生活習慣 #考え方のくせ 
【解説者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

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21 окт 2024

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Комментарии : 3   
@みいこ-p3e
@みいこ-p3e Год назад
双極性障害ではないかと思い当たるのですが、主治医に相談するときに、どのように尋ねたら良いでしょうか?
@hf1647
@hf1647 Год назад
わかりやすかったです。うつ病が4年間治らないので、長期で治らない時にやるべきことを教えて欲しいです。
@須藤めぐみ-h5r
@須藤めぐみ-h5r 6 месяцев назад
それがないんだよー
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