今年で38になります。職場ではバイトの方が多く、若い大学生の方と接する機会が多いです。 will not = can not は若い人達の間では確かに以前よりかなり浸透した考え方になっていると体感的に感じます。 このチャンネルで今更上げるような意見ではないかもしれませんが、一方、そういうものが以前よりは広く受け入れられるようになり、 私が10代、20代前半だった頃より選択肢も増え、より多くの情報が飛び交うのが当たり前の中、どこに向かっていいのか分からないという 若者が増えているような感覚がします。 何か特別でないといけないとか、抜きんでた何かが無いといけないとか、20代の頃から確固たる思想や芯のようなものを持って何かに取り組んで ないといけないとか、そういったバイアスが若者の間では強くなっているように感じます。 話していると”スペシャルじゃない自分なんて・・・”という意識が言葉の裏に感じられる。 プライベートや学校内での話を聞いてみると実は努力家で研鑽家だったり、熱意を持っている事もあって「それは素晴らしい取り組みだね」と私は 本心からそう思って学生さん達に伝えても「その中で抜きんでていないから」というような返しがよく来ます。 何か素晴らしいもの、光るものを十分に宿しているのにそんな自分を自分で認める事が出来ない。 そういう若者が増えたな、と感じる事が多くなりました。 見ていてとても胸が痛いです。