「アメ車 予算200万円で中古アメ車を買う」の企画の41台目は、マグナソン製スーパーチャージャーで武装したC5コルベットのチューンドカーです。
車両の詳細は下記の通り。
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2000年型 シボレー コルベッ トクーペ
・車両本体価格：160万円
・走行距離：16万4071km（エンジン交換後は約6万km）
・車検：令和3年8月
・エンジン：5.7リッターV8 LS1＋マグナソンスーパーチャージャー
・ミッション：4AT（強化済）
・ボデイカラー：ホワイト
・内装：カスタム
・正規輸入車
・乗車定員2名
・カスタム箇所：マグナソン製スーパーチャージャーキット、NOS、ショットガンマフラー、WORK LS アルミホイール（F/19、R/20）、1インチダウンキット、スポーツショック、強化スタビライザー、C6 Z06用ブレーキ（前後）、フロントバンパー加工、リアスポイラー、スポーツハンドル、社外シフトノブ、追加メーター、 etc。
大阪の6ディグリーズの在庫車です。
このチャンネルで紹介している中古車は、大体は何かのついでに撮影しているのですが、今回、筆者はこの車両に乗ってみたくて大阪まで取材に行きました。
この車両と同じ2000年型のC5コルベットの正規輸入車を長く愛車にしていた筆者にとって、スーパーチャージャーキットを装着していながら、160万円という価格で売りに出されたこの車両はちょっと無視出来ない存在だったんですよね。
これが全然知らないお店の在庫車なら「どうせガタガタでしょ？」とスルーしたと思います。でも、販売店がアメ車ワールドの長年の契約ショップである6ディグリーズで、しかも車両の製作を行ったのが、筆者が昔からお世話になってる腕利きメカニックとなれば、話は変わってきます。
でまぁ、スケジュールを何とか調整して大阪を往復してきたわけですが、結論から言うと、ちょっと後悔しています。というのも、またC5に乗りたくなってきたから（笑）。
子供が出来た事がきっかけで２シーターのスポーツカーを封印した筆者ですが、やっぱりスポーツカーが好きなんですよね。とはいえ現在の生活環境では、趣味のためだけに最新のスポーツカーを購入する事は不可能。それこそ親権取られた上に離婚されちゃいます。
が、「このくらいの価格であれば、無理すれば何とか…」とか、悪い考えが浮かんできちゃいました。「乗り換えはダメだけど、隠れて増車して、自動車税通知でバレないように会社名義にして…」とか（笑）。
そのくらいこの車両は面白かったです。
動画の最後でも言っていますが、正直言ってこの車両は「外車が初めて」とか「旧車に乗った事ない」とか「ノーマル車しか乗った事ない」というタイプの人にはオススメ出来ません。
しっかり作ってあるとはいえ、改造車であるのは間違いないので、オイル管理はしっかりしないといけないし、定期的な点検や整備も必要。ノーマル車みたいに「車検の時だけショップで点検＆整備してもらえばいいや」というわけにはいきません。
また、ノーマルから大幅にパワーアップしてる分、運転中はそれなりに車両が発信してくる情報をキャッチする必要もあります。さらにはただでさえ低めの車高をさらに下げているので、段差など路面状況を気にする場面も増えてます。
それほど神経質になる必要はありませんが、やっぱり運転には少しは気を遣うんですよね。
でも、こういうクルマの楽しさと、不便さの両方を理解している人であれば、この車両のコスパの高さは半端ないと思います。
スーパーチャージャーだけでなく、足回りもブレーキも内装も手が入ってるチューンドカーですが、ボディは年式なりに緩くなってるし、ぶっちゃけ速さだけで言えばノーマルのC7コルベットに勝てないと思います。C6との比較でも、LS2には勝てそうだけど、LS3で良い勝負で、Z06には負けそう。と、そのくらいな感じ？
でも、乗ったらメッチャ面白いんですよね。
それほど楽しいコルベットが160万円ですからね。ハチロクやロードスターはもちろん、S660とかコペンみたいな軽自動車の中古車よりも安いんですから（笑）。
贔屓目抜きしにしても、これほどコスパの高いスポーツカーというのも、ちょっと珍しいと思いますね！
◼️取材協力：6 DEGREES
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◾️撮影＆編集：田中享
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15 сен 2024
