マンダラチャートとは？メリットや欠点・デメリット、作成時のポイントを分かりやすく解説！ 

マンダラチャートは仏教用語である「曼荼羅」と「アート」を組み合わせた言葉で、目標達成するためのアイデアや施策を洗い出すことに有効なツールです。
マンダラチャートでは、シートに3×3のマスを9つ作成。まず中央のマスの真ん中に自分が達成したい目標、そして、周囲の8マスに目標達成するための大テーマ（基礎思考）を記入します。
たとえば、目標が「ダイエット」なら「運動する」「食事改善」「デトックス」といったものが大テーマです。
次に、外側の3×3のマス8つには、まず中央のマスに記入した大テーマを記入。そして、周りの8マスに、記入した大テーマに関する具体的な方法（実践思考）を記入します。
たとえば、「運動する」という大テーマに対して、「帰り道に1駅歩く」「1日8000歩」「ジムを探す」といった形です。実践思考は明日から取り組めるような具体的な行動にすることがポイントです。
これを8回繰り返して、合計81マスをすべて埋めて完成させます。
マンダラチャートは、
・目標達成の方法やアイデアを洗い出せる
・質の高い行動計画を作成できる
・作成方法がシンプルで導入しやすい
といったメリットがあります。
ただし、作成するとき、最初の大テーマで抜け漏れが生じてしまうと、全体の精度や目標達成の確度が落ちてしまいます。また、慣れていなかったり、設定した目標に関する知識が十分になかったりすると、81マス全てを埋められないこともあります。初心者が作成する場合は、経験者や詳しい人のアドバイスをもらってつくると良いでしょう。
また、組織でマンダラチャートを導入する場合は、部署やチームなど同じ仕事をしているメンバーで一斉に作成することがお薦めです。そうすると、個々人が持っている知恵やノウハウを組織内で共有することもできます。
マンダラチャートの書き方は、HRドクター記事内で詳細を確認ください。
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