ムラヴィンスキーのベートーヴェン交響曲第7番[全曲](1958年録音) 

こんな７番聴いたことありませんでした。曲全体のストラクチャーがしっかりしていて全然ボケてない。テンポがゆっくりの所もしっかりエネルギーが詰まってる感じがする。信じられないぐらい密度が高いです。ベートーベンが言いたかった事をムラビンスキーは忠実に表現しているよう感じます。本当に有難うございました。しかしこれは何かしながら聴く音楽ではありませんね。私は曲の最後までPCの前で立ち尽くしてしまいました。素晴らしいの一言に尽きます。

こんなにもテンポが緩やかな第7番。そして、重厚な第7番。圧倒されました。ムラヴィンスキー指揮者が導く音色は心に響く。ムラヴィンスキー指揮者様、有難う御座いました。黒兎

この曲をDGのフルトヴェングラー／ベルリン・フィルによるライブ盤で聴いた時、感じたのは「ああ、この演奏は違う」。ムラヴィンスキーの演奏はテンポの急緩があろうと、それはあくまで曲の本質と聴き手の感情の自然な動きにリンクしたもので、表現上の作為というものをおよそ感じさせません。「なんでもないように聞こえる」表現なのに聴き手をとらえて放さないというのは、恐るべき芸術的結晶度・凝集力のなせる技でしょう。希有の演奏だと思います。

固定概念が全く宛にならない演奏でした。素晴らしい。一点の曇りのない演奏とは正にこの演奏の事を指します。恐れ入りました。

Very beautiful recording: the best Beethoven's 7th of Mravinsky

初めて聴きました。ムラヴィンスキー、第１楽章はこのテンポだったかあ…なるほどなあ

指揮の録画が残っていないのは残念ですが、音は綺麗で極上です。

演奏に特徴があり、指揮を見られないものの癖が良くわかります。音はいいです。 日本のTVドラマ「のだめカンタービレ」のテーマソングに別の指揮者のものが使われたと知ったらどう思われるのか?、時代の良くない中でこれだけの演奏を残すのはすごいです。

自分は初めて聞いた7番がこれなのでこれが固定観念になって、ほかのに異質を感じます

So beautiful record! Thank you for sharing! 🤗

すごく残響の豊かなホールですね！この演奏のようにテンポをゆっくり目にしないと音がぐちゃぐちゃになるんでしょうか

これほどに「重厚」でありながら、(この曲には「歌」の要素はあまりないけど)「歌とダンス」を忘れさせない緻密さ。

"ベトのベスト演奏はフルトヴェングラー／ベルリン・フィル"という固定化した公式は疑問､そういう演奏ですね｡といってフルトヴェングラーを否定しているのではありません｡

録音がいいね。演奏はレニングラードかな

今から５５年ほど前なけなし金でショルテイのウインフィルを買って、刷り込みでずーとそれを愛聴してきて、この演奏に２０年ほど前に巡り合った。この７番がショルテイだけでないことを思い知りました。蛇足ですが、彼の６番もすばらしい。ワルターよりいいかも。