本務機(後)技巧舎のC62、補機(前)OSのC62の重連で、ご時世なので間隔開けて4両5人の乗車で約100m続く17‰のトンネルまでの勾配区間に挑みます。
重連は息が合わないと1+1が2になりません。 補機の先頭のOS製C62はドラフト音が人工的でオーバーで、本務の技巧舎製C62の1/12の実物に近い音量だと負けてしまい、機関士が音を聞いて合わせることがなかなかむつかしいですが、そこは補機機関士の腕の見せ所で、本務機の減速や空転を聞き分けて列車を引っ張り上げていきます。
最大の難所はトンネル手前の急カーブで油断して止めてしまうと機関車だけでの再始動はほぼ無理です。
トンネル出口からの直線からは一気の下り勾配、ブレーキの利かない列車を駅の停車位置にぴったり止めるのは快感だけど、乗客は我慢できずについ足を出してしまいます。 撮影日2020/3/15
15 мар 2020