95歳の母と先週は、生の歌とお芝居を楽しみました。
先ず水曜日は、大阪新歌舞伎座、三山ひろしデビュー15周年記念特別公演。
お席が、何と一階 最前列 ど真ん中。
私は 舞台全体が見渡せる方が、良いから もう少し後ろ・・・と思ったのですが
こんな機会は、滅多にないということで
三山ひろしさんを独り占めするような場所で 観劇し結果 大大大感激。
すっかり 三山ひろしさんのファンになってしまいました。
目は合うし 手は振ると振りかえしてくださるし
声は良いし 歌は 上手いし聞いていて気持ちが良い。お芝居も中々だし 殺陣も素晴らしい、お喋りも楽しいしオマケにけん玉。兎に角 お人柄が 全てに出ていました。
25日が千秋楽のこの舞台では、セリフ入りのデュエットソング「浪速恋しぐれ」を三山ひろしさんが、一人二役で歌う場面があります。
歌はもちろん上手いし
動きも面白いし セリフも素晴らしいのですが、
この歌は、むかし 松喬さんと一緒に何度も歌った事のある私の思い出の歌でもあるので ちょっとウルっとしました。
「あんたが、日本一の噺家になる為やったら うちはどんな苦労にも耐えてみせます〜」
そして昨日は、昨日で、シャンソンを聞いて
ジーンときました。
たまたまラジオ深夜便にゲスト出演された佐々木秀実さんのインタビューを母が聞いて是非歌を聞いてみたいと思い 行ったデビュー20周年記念のコンサート。
高橋一生さんと同級生の男性なんですが、素晴らしい声にセリフにお喋りにドレス姿、そして何と言っても歌が最高、大ファンになってしまいました。
「ブラボー」
ところで、とても素敵なお二方には落語との関わりもあります。
先ず 三山ひろしさんは落語をなさいます。
早口言葉のようなセリフが何回も出てくる「金明竹」滑舌も良く面白いですよ。
最近は「厩火事」もネタおろしされたそうです。
そして 佐々木秀実さんは、こんなことおっしゃってます。
「落語家は一人で何役もこなし、観客に見事に想像させる。シャンソン歌手も歌やお芝居全てを一人でこなし、物語を伝える」
それでは、今日も松喬さんが誘う落語の世界で ごゆっくりお楽しみください。
六代目笑福亭 松喬
落語公式チャンネル
今回の演目は
「首提灯」3
2000年5月16日
読売テレビ
第23回平成紅梅亭より
49歳の松喬さんです。
21 апр 2023