坂口安吾　肉声　昭和29年8月26日 

坂口安吾さんは、中学校時代は番長で喧嘩に明け暮れ実物は大柄のスポーツマン まったく小説家らしからぬ風貌をしていたと聞いている。

この坂口安吾の肉声は、昭和24年6月6日にNHKラジオで放送された録音です。安吾の相手をしているアナウンサーは、坂口英一郎氏。8代目坂口津右衛門の孫。つまり安吾の遠い親戚です。

安吾の声ほんと好き。小説も声も 見た目も好み

ラジオから聞こてくる文豪の声。ノスタルジックな気分に、浸れる一時を送れる。

少し荒っぽい作風や、論理を超えた独自の見解が、一部の識者に、好かれないかもしれないが、このお声を聴いただけでも、十分に魅力的で、落ち着いた中年男性の、誠実な、やさしさにあふれた小説家を、思わせるね。

安吾の小説論は聞いてて飽きない

林忠彦という名写真家がいた。特に彼の肖像写真は日本最高峰と言っても否定する人は少ないだろう。ある時、林は安吾や太宰などの作家の肖像写真を撮ることになった。安吾の写真は何度撮影しても納得がゆかない。林は思案した後、本が散らかっていた安吾の書斎にさらに丸めた原稿用紙をばらまき机に安吾を座らせた。安吾がレンズをにらみつける、これだ！と林はシャッターを押した。その写真は安吾も気に入った。安吾はその写真を自分の肖像写真の決定版、今でいうなら勝負写真にしたのだった。

貴重な音声ありがとうございます。

ええ声してますね

肉声は人柄を感じます。ありがとうございます。

不連続は日本最高の推理小説だと思う

初めて声を聴いたけど本当に想像通りｗ　キビキビして、合理的な美しさを好み、コケオドシを憎む感じ・・。彼の文学論、推理小説論を語る文体と一致してる。 小説のほうは「不連続」しか読んでないけど・・。（だって「堕落論」とかの方が面白いんだもの）

想像してた声と全く同じだ

先日、小論文の演習で美に就ての部分を読みましたので、本人の声でそれについて伺えたのは嬉しかったです。ありがとうございます。

父方のつながりに安吾がいます。部屋の散らかり方とメチャクチャな人生だけは継いでしまった模様。ちょいと投げやりなしゃべり方も・・。もう、いいんですけどね。

高低安危にさしたる相違はない。 安吾。 永久に。

え 、... 素晴らしい 、...ありがとうございます 、...

安吾は急ぎ過ぎた、色々のジャンルも書き過ぎた。お疲れ様

ﾝﾝﾝﾝ安吾さんｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛

坂口さんは東京大空襲時の東京府民の平凡、長閑な狡猾さを描いた文が好きです

昭和29年8月26日という日付けは何ですか？ 録音日ですか？放送日ですか？

シーザーだろうがカエサルだろうが、悶々としている私の心境の高低安危に然したる相違はない。

0.75で聞いたらめっちゃ聞き取りやすい

こういう人よくいる！(病院とかで待合中にめっちゃ喋る気のいいおじいちゃん)

やりますねぇ

理屈っぽさが良くわかる

語り口が宮崎駿に似てるｗ