持続可能な自治会
10年後も現状維持ができる仕組みづくり
桂坂つばき自治会
2022年5月5日
大枝山五丁目にお住いのみなさん、こんにちは。
2022年度、桂坂つばき自治会長です。
2020年から3年目となりますが、引き続き、自治会活動への御理解と御協力を宜しくお願い致します。
さて、早速ですが今年は、コロナ禍も収まりつつある状況で、行事の中止された、一昨年、昨年とは違い、コロナ禍前の活動が再開されるようになると思われます。
桂坂つばき自治会として、2020年から始めた、基本方針「持続可能な自治会」を継続し、コロナ禍の二年間に進めた活動内容を三年目にいかしたいと思います。
10年後の自治会をイメージするといろいろと課題がみえてきます。
桂坂つばき自治会も少子高齢化が進み、前回の国勢調査では65歳以上人口が約30%を占めています。
たとえば、課題として
非自治会員の増加
世帯主の高齢化が進んでいます。
10年後の自治会をイメージして、平成からのやりかたを見直すようにしたいと思います。
まずは、自治会役員、班長業務の負担低減により 持続可能な自治会を目指したいと思います。
また、会員数をふやし自治会活動を活性化したいと思います。
ここで現在進めている桂坂つばき自治会活動の目的について説明します。
防災・防犯
きれいな街づくり
地域のつながり
わかりやすく身近なこととして、
大枝山5丁目の、ブランド価値、すなわち、子育て環境、不動産価値の維持・向上です。
自治会として、やれることは限られていますが、今年度の防災・防犯の活動として、
1. 防災計画策定
2. 非常時連絡先把握
3. 防犯カメラ維持管理
防災計画は、従来からある自主防災会の内容を見直し、災害に備えて、具体的な計画を策定したいと思います。
非常時の連絡先の把握のため、2020年に行いましたデータの更新を行いたいと思います。
防犯カメラ設置は、3年間で10台のカメラを設置しましたので、新規の設置はせずに、維持管理のルールの見直しをしたいと思います。
きれいな街づくりは、
1. 公園管理
2. 緑道管理
3. フォルト管理
公園管理は、従来から行っているクリーンデーの継続と、参加人数を他の自治会なみに増やしたいと考えています。
緑道管理は、従来からクリーンデーを通じて行っておりましたが、今年度から緑道愛護協会を設立して、行政からの助成金を受け取れるようにしたいと考えています。
フォルト管理は、管理ができないフォルトについてクリーンデーを通じて管理するようにします。
地域のつながり
1. Lineグループ
2. 夏祭り
3. 体育祭
Lineグループは、立ち上げ時は70名程度でしたが、現在105名が参加されています。
パルコスペースシステムズのサービスがなくなっても、地域の緊急連絡がいきわたる体制を進めます。
夏祭り・体育祭は、自治会主催をやめ、有志によるポランティアで運営するようにします。
費用については、自治会費からだすのは従来どおりですが、「役員・班長だから参加が必須」ということはなくします。
ボランティアが少ない場合は、行事の規模の縮小もありえます。
ただし、自治会の目的、防災・防犯、きれいな街づくり、地域のつながりの実現のためには!
自治会員数の増加と役員・班長の負担低減が必要です。
これらの課題について、個人のがんばりではなく、頭の切り替えや技術で対応します。
施策1 役員・班長の負担低減策
A)定例会の時短(2019年度2.5時間を目標1時間以内)
2020年度から定例会を約30分に短縮しましたが、これを継続します。
B)行事(夏祭り・体育祭など)の委員会化
体育委員、文化広報委員の定数を削減しました。
これらの活動は、有志によるボランティアで運営します。
C)市民新聞配布への業務集約
月に二回の新聞の配布を、定例会のタイミングとクリーンデーのタイミングで行います。
クリーンデーがない月は、班長さんに会館に取りにきてもらいます。
回覧物は、新聞と一緒に配布することで、配布業務を月二回に集約します。
回覧物は、回覧前にライングループで連絡するので、ラインに参加されている家にはタイムリーに情報伝達できる仕組みは、構築すみです。
D)募金関係(配布・集金・集計・提出)作業の集約化
会費・募金を年度初めに一括で集金して、募金業務の負担を低減しました。
課題2 自治会員を増やす
退会者の分析結果
高齢世帯 ないし 引越し
輪番の班長が大変
高齢で活動に参加できない
自治会のメリットが無い
自治会費の負担
引越しはしかたないとして、これらの対策として、75歳以上の会員は、班長免除、会費半額を導入しました。
事故や災害時に、親族と連絡が取れるように、非常時連絡の把握と高齢者を見守れる自治会にします。
これらの施策を進めることにより、自治会のあるべき姿に近づけるようにしたいと思います。
課題や問題があったときの考え方として、
まず、効率化の前に!
何の為にするのか?
それは本当に必要か?
無くすことはできないか?
他のものと一緒にすることはできないか?
これを考えてすすめるようにしています。
効率化の為
機械化・自動化・システム化
無理・無駄・斑(時間に注目)
できるだけ、必要なことに焦点をあてて進めたいと思います。
数値目標
三年間の推移
会員数は、2020年度は231世帯でしたが、2022年5月現在は、219世帯です。
今年から施策としておこなった、高齢者世帯の自治会費半額の取り組みの効果確認のため、今年度は状況監視したいと思います。
数値目標として、2020年度の会員数231を回復したいと思います。
ライングループの参加者は、現在105世帯です。
65歳以下の人口が70%ですので、231の70%の161世帯を目標にしたいと思います。
この動画は以上です。
最後まで御視聴いただき、ありがとうございました。
持続可能な自治会
10年後も現状維持ができる仕組みづくり
1年間御協力をお願い致します。
10 окт 2024