今日のお昼の賄いは麻婆麺です。
ひと口に麻婆麺と言ってもその店それぞれに個性があり、汁有りだったり無しだったり、
痺れたり痺れなかったり、それはそれは様々だと思いますが、本日の賄い麻婆麺はかなり独特です。
そもそも麻婆豆腐は、中国四川省成都の北郊外の万福橋で陳興盛飯舖を営む陳森富の妻の劉氏が材料の乏しい中、有り合わせの材料で来客向けに作ったのが最初とされ、麻と辣が織りなす際立った刺激の香りが癖になる豆腐料理です。
日本ではご存じの通り故陳建民氏が1970年にNHKのTV番組『きょうの料理』で披露し、日本中に広めた中華料理の王様的存在です。
当時日本で手に入らなかった食材や調味料などもあり、日本独自の進化を遂げた麻婆豆腐はまさに様々な調理法が存在するかと思います。
今日の麻婆は1970年代日本の中国料理店の約半数以上がまだ広東系だった頃の海鮮醤が味の決めてという、今になってみたら一風変わった昭和の広東系麻婆豆腐です。
でもコレ。湯麺にするとマジで最強に美味いんです。
中華一筋厨房は今日も皆でワイワイ賑やかで和やかです。
≪レシピ≫ 豆板醤、大蒜、挽肉、オイスターソース、生姜、料理酒、醤油、甜麵醬、海鮮醤、砂糖、スープ、胡椒、胡麻油、絹ごし豆腐、麺
昨日の動画内でのイチナベ広東鍋プレゼントに多数の応募ありがとうございます。
来週辺りに厳密な抽選により当選者を決め、発表させていただきます。
また、先日メルカリショップで驚くほど秒で売り切れとなった食べるXO醤ラー油と椒塩ですが、
皆様方からのあまりのご好評に驚きを越え、怯えたのち、震えております。
次回また準備が整い次第販売させていただきます。
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7 фев 2020
