参考文献
山本信吉『摂関政治史論考』
amzn.to/4aZd8yi
倉本一宏『藤原伊周・隆家:禍福は糾へる纏のごとし (ミネルヴァ日本評伝選)』
amzn.to/3TDUNzP
-----------------------------------
藤原兼家は一条天皇の外祖父として摂政になり実権を握りましたが、まだ上には源雅信などがおり、右大臣を辞任し摂政のみとなる前例のない方法で無理やり全貴族を従えました。
異例な存在である兼家は、朝廷の事務方である弁官を身内で牛耳ることで政治を意のままに操りましたが、政治が混乱したばかりか弁官が激務で欠員が相次ぎ事務が崩壊するなど、兼家の強引な権力強化策で朝廷の現場は疲弊していきます。
皇太后となった詮子の力を使って身内を次々と昇進させる身内びいきも周囲の反感を買いましたが、既に高齢だった兼家は残された僅かな時間で無理矢理にでも権力者の座を確立し息子道隆に引き渡すしかありませんでした。
今回は、娘を2人も入内させ皇子も産まれ、兄 兼通との骨肉の争いも制した老練な政治家だからこそ成し遂げることができた、藤原兼家の人生の総仕上げとなる晩年の戦いについて紹介します。
-----------------------------------
レキショック 公式Twitter
/ reki_shock_
中の人 個人Twitter
/ rekishock0919
レキショック WEBサイト
rekishock.com/
【画像引用】
大河ドラマ光る君へ公式サイト
www.nhk.jp/p/h...
#光る君へ #藤原兼家 ＃大河ドラマ
7 сен 2024
