Commentary：Guita Lute Suite Nr.2 BWV 997 by J.S.Bach／Guitalist Masanou NISHIGAKI 

先生の深い見識に裏付けられた、ご自由な発想には敬服致します。 お使いになる楽器もラコート型の素晴らしい響きを奏でますね。 現代のバカデカくハイテンションな楽器と違い、気品があり優雅ですね。

もう46年前の18歳のころですが、学生時代にギターを弾き始め、まず、ジョン・ウィリアムスの「リュートのための音楽」に感動し、このフーガに取り組みました。イ短調だったので暗譜は簡単ですが、指使いも長さも難曲で、苦しかったです。ミスが多いものの、半年くらいで弾けるようになりました。プレリュードとの組み合わせもいいですし、サラバンドとジーグもそれほど難曲ではなく、楽しめましたし、バッハの時代を感じさせ、哀愁漂よう佳曲だと思っています。今は、三声のフーガをピアノで弾いたりしています。なお、今まで、詳しい解説を見たことも聞いたこともありませんでした。12月10日に、京都で全曲を弾かれるそうですが、残念ながら行けません。

コロナ禍の中、20年ぶりにギターを取り出して、イ短調編曲のBWV997の練習を始めました。1日30分未満の練習で1年以上かけて、やっとプレリュードが暗譜で弾けるようになりました。同じようなフレーズなのに、弾いてみると同じところが全くなくて、覚えるのにとても苦労しました。サラバンド、ギーグ・ドーブルは、比較的わかりやすかったので、後は練習あるのみということで、フーガの練習を始めました。しかし、弾いてみても、何をやっているのか全く分からず、途方に暮れていたところ、この動画を見つけました。おかげで、何回も見直せば、練習を続けて行けそうです。ただし、マスターするには、2～3年はかかりそうです。

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