参考文献
山本利達『中宮定子の出家考』
(京都大学文学部国語学国文学研究室編『国語国文』75 (4)2006年)
cir.nii.ac.jp/crid/1520009409...
津島知明『中宮定子の「出家」と身体-『枕草子』にみる「罪」と「めでたさ」』
(藤本勝義『王朝文学と仏教神道陰陽道』)
amzn.to/4dPCArp
大隅和雄『シリーズ・女性と仏教 1』
amzn.to/3yjFhB2
倉本一宏『藤原伊周・隆家:禍福は糾へる纏のごとし (ミネルヴァ日本評伝選)』
amzn.to/3TDUNzP
山本淳子『枕草子のたくらみ』
amzn.to/3STfuaF
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定子は伊周 隆家が長徳の変で罪人となる中、自邸に2人を匿っていましたが、一条天皇の命令で屋敷に立ち入っての捜索が敢行され、限りない大恥を受けた定子は自ら髪を切り出家してしまいます。
この時点では受戒した正式な出家ではなかったものの、世間からは出家したと捉えられており、もし定子が本気で出家するつもりだったならば一条天皇に離縁を突きつけたも同然、ただ髪を切っただけでも中宮としての自分の社会的立場を殺すという重大な行為でした。
なおも定子を愛する一条天皇は、定子を再び内裏に戻そうとしますが、貴族社会は定子を出家したと見なし、朝廷の神道の祭祀に仏教に身を捧げた定子は関われないことから后の資格なしと激しい非難を浴びせ、定子はいないものとして入内も相次ぐなど政局も大きく動いていきます。
今回は、本心はどうであれ、命の次に大事な髪を切ってしまったがゆえに后としての自分を殺してしまった定子出家の真相について紹介します!
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【画像引用】
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#光る君へ #定子 #長徳の変 #大河ドラマ
18 май 2024